丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

驚きのヤンゴン空港&街の治安@ミャンマー

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↑ヤンゴン国際空港到着ロビー↑

ミャンマー国際空港に降り立ち、
空港が意外にも近代的なことに、驚きを隠せなかった。

アジアでもすこぶる貧しく、
また遅れた国の代名詞であるミャンマーだけに、
カビ臭い空港が出迎えてくれるとばかり思っていた。

あの世界的観光地である”バリ”ですら、空港はボロい。

また先進国の仲間入りを狙うインドの空港も然りなだけに
小さなことだが衝撃を受けた。

このヤンゴン国際空港は出来て間もないらしく、
すぐ隣にはそれまで国際空港として使われていたカビ臭い
国内線ターミナルがあった。

↓旧ヤンゴン国際空港・現国内線専用ターミナルDSCN1068
ミャンマー国内は自由に好きなところへ行ける訳ではない。

外国人の行けるエリアは限られている。

おおよそ外国人旅行者が訪れる都市は、
ヤンゴン、マンダレー、パガン、インレー湖といったところ。

そのため
「国内線のフライトに直で乗り継ぎ、それらの都市へ行くのもありかも」
という計画が浮かんだので、国内線ターミナルで相談してみた。

しかし意外にもチケット価格が高かったため、
諦めることにした。

他の東南アジア国家より、インフラ系の物価は高い傾向にある。

ミャンマーの公務員の平均給与は、
東南アジアで最低クラスにも関わらず。

ミャンマーでは近代資本主義社会で見られるような
競争が起きていないため、殿様商売が目立つ。

飛行機に関しては、完全に”金持ち”だけの乗り物といった具合。

 

 

空港からヤンゴン市内へ向かう時は白タクを利用した。

1000円と多少割高であったが、車は高級ブルーバードで、
冷房を効かせてくれたので、割に合った感じだ。

普通のタクシーは故障寸前の昭和時代の匂いがするボロ車で、
さらに窓全開で走るため熱く、排気ガスまみれになる。

しかしこれでも市内まで500円ぐらいはする。

↓移動中のタクシー車内から、カシャッ↓ DSCN1072

 

ホテルに荷物を置き、早速ヤンゴンダウンタウンを散策した。

一先ずヤンゴン市内の玄関口であるヤンゴン中央駅に
行ってみた。

駅は古く、またミャンマーらしい建物のため味がある。

しかし周辺は人が疎らであり、とても活気があるとは言えない。

駅舎内はさらに伽藍としており、
また、案内板等もすべてビルマ語で書かれていたため、
何が何だかよくわからない。

あわよくば、列車でどこかへ行こうと思っていたが、
面倒臭そうなため諦めた。

駅の閑散ぶりは意外であった。

↓ヤンゴン駅前ロータリー↓
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↓列車の運行本数は少ない
DSCN1085

 

次に繁華街である、アウンサンマーケットへ足を運んでみた。

ここには土産物や衣料品などの店が軒を連ねており、
路上に飲食の屋台もあるため、かなりの賑わいである。

格好の人間観察の場所であった。
いや、むしろ私の方が珍しそうに観察されていた。(笑)

それもそのはず、男たちは皆ロンジーを履いているため、
ショートパンツ姿の私は浮いていたからに他ならない。

また女性たちは頬っぺたに”タナカ”を塗っているため、
ミャンマーにいる実感を湧かせてくれた。

↓アウンサンマーケット界隈↓yangon1

ヤンゴン市内の道路の舗装はキチンとされており、
またダウンタウンは碁盤の目状であるため散策しやすい。

半鎖国状態の国のため、かなり酷い環境を想像していたが、
意外に整然としており、そこまでのカオスは感じなかった。

インドの隣にも関わらず、国の性格がまるで異なる。

ミャンマーの人々はシャイであり、かなり大人しいから無害。
東南アジアに多い、変な客引きには出会わなかったので、
神経質になる必要はなかった。

どこか懐かしい、かなり平和的な空気感が漂っていた。

物質的豊かさはないが、治安が悪そうな雰囲気はない。

↓ダウンタウン交差点↓DSCN1087

 

本来は温厚な民族が住む、他の東南アジアの国々も
以前はこのミャンマーのような感じであったに違いない。

それが自由に外国人が出入りして来たり、
また経済開放により極端な貧富の差が生まれることで、
徐々に治安が悪化していったのだろう。

 

初めてのミャンマーの印象はかなり良いものであった。

ヤンゴンはミャンマー髄一の大都市であるが、
昼と夜に街歩きをおこなった際に、
治安の悪さは感じられなかった。

ミャンマー人はのんびりして、純朴な感じである。

ただ夜は街灯が少ないため、夜歩きの際は、
足元に注意したいところである。

いきなり大きな穴が開いていたりするので。(笑)

私自身も幸い、穴には落ちなかったものの、
何度も躓いていたため、
治安よりもむしろトラップの方が気になっていた。(苦笑)

しかしながら、ミャンマー人の夜間視力の良さには
驚きを隠せなかった。

 

 

王宮都市”タウングー”で治安を調査

タウングーは、ヤンゴンから北へバスで3時間ほどの場所にある
マイナーな王宮都市。

以前、タウングー王朝が栄えた町であり、
今ではミャンマーでは中規模の都市である。

特にこれといった観光名所はないため、
訪れる外国人旅行者の数はほとんどいないだろう。

実際に滞在中、外国人らしき人物を見かけることはなかった。

しかし私は、旅行者で溢れるエリアよりも、
そんなローカルな町を好む傾向にある。

 

治安はどうなのかと思い、日中に町を歩いたのだが、
人々が私を凝視するのがわかった。

「狙われている、かなり危険だ」と思い、
緊張で脇汗がジワ~っと流れ落ちるほどであった。

しかしそれは私の全くの杞憂であることがわかった。

試しに凝視する地元民に対し、私が「ニコッ」と笑ったところ、
彼らも恥ずかしそうな笑みを浮かべ、
なんと視線を逸らすではないか。

つまり、彼らは外国人が珍しいあまりに、
ついつい私を凝視的観察をしていただけのこと。

「何かふんだくってやろう」という気持ちなんか、
彼らはさらさら抱いていない。

ミャンマー人はかなり純朴で、平和的なのだ。

それがわかってからというもの、治安は問題ないとし、
人々の視線を楽しみながら悠々と町を散策した。

 

いっぽう夜の治安状況も気になったので、
夜に町を散歩してみた。

まずひとつ言えることが、ミャンマー人の夜は早い。

日が暮れると同時に、町の人通りは一気に少なくなる。

いったい彼らは何時に寝ているのだろうか。

より原始的な生活スタイルに近い印象を受ける。

 

そして町の中心地でさえ、街灯が疎らであり、
車のヘッドライトが通りを照らす感じである。

中心地から少し離れれば、もう真っ暗。

夜も全く治安の悪さを感じないが、
ただ見知らぬ地で真っ暗な場所というのは、
自然と気味が悪い。

また夜になると、野良犬が活動し始めるので、
狂犬病に対する恐怖を感じてしまう。

 

そんなことがあって、一通り夜の町の治安状況を確かめた後、
バイクタクシーかサイカーで離れにあるホテルに戻ることにした。

通常、メジャーな東南アジアの国で、
バイクタクシーなどを利用すると、
べら棒な外国人料金を吹っかけてくるのがオチ。

しかしここミャンマーでいざ交渉してみると、全くの明朗会計。

しかもサイカーでホテルに到着したときも、
ドライバーから「ボッたくってやろう」
などという歪んだ気持ちは全く感じず、
むしろ「ちゃんと料金は貰えるのだろうか・・」のような、
ビクビクしたオーラが伝わってきた。

私がちゃんと料金を支払った時は、
かなり安堵の表情を浮かべていたほどである。

ドライバーたちが外国人ズレしていない点においても、
治安は良好だといえるだろう。

saika

 

 

ミャンマーは治安が悪い?

「ミャンマーは治安が良くない」という噂を耳にすることがあるが、
それは政治レベルの話であることが多い。

ミャンマーの山岳地帯には、
政治体制に反対する過激ゲリラが潜伏している。

彼らは時折、民間人などを人質に取り、
政治交渉をおこなうのが常套手段。

そういった意味では、国として「治安が悪い」
と言われても仕方がない。

 

しかし一般的な民間人たちは、かなり穏やかである。

元祖東南アジア人という平和的な感じ。

今後、ミャンマーという国が発展するにつれ、
変な輩が自然発生し、治安状況は変わっていくかもしれないが、
基本的にミャンマーは治安の良い平和的な国である。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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