丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

嘘つきインド人のストーカーレベルがヤバい@デリー

インディラ・ガンジー国際空港ロビーで夜を明かした朝7時、、
ついにデリーの街へ向かうことにした。
昨夜ロビーで声を掛けてきた
世界一周大学生のヨシ君と私という二人のパーティーメンバーだ。

到着ゲートの外は果たしてどうなっているのか。
まずコンノートプレイス(デリー中心地)行きのバスに乗ろうと決める。

バックパックを背負い、意を決して到着ロビーへ出る。
一瞬にしてその独特なダークな空気に圧倒された。

 

我々にすぐ客引きインド人が凄い勢いでまくし立ててくる。
身体に必要以上に触れ、まるで喧嘩を売ってるような感じ。

それにビックリしたヨシ君は彼らと目を合わせないようにし、
競歩選手顔負けの勢いでどこかへ逃げて行った。

そして中でも一番しつこいインド人は、
そのヨシ君を追い掛け回しているではないか。

ロビー中ぐるぐると回っている。
まるで逃げるほど追いかけてくる犬に絡まれている感じ。
本人は恐怖で必死なのだろうが、傍から見てるとちょっと滑稽。

 

やがてヨシ君が競歩スタイルで戻って来て、
「外に出て早くバスに乗りましょう!」
と言い残し、いち早く建物の外に出ていく。

私も外に出てバス停を探すものの見当たらない。
一般的に国際空港の外にはタクシー乗り場やバス乗り場が
分かりやすいように設置されているのだが、それがない。

まるでどっかの田舎空港のような不案内な感じで掴めない。

ウロチョロと探してみたが、全く見当がつかない。
その間にも客引きからどんどん攻撃を受け続ける。

何でもいいか一刻も早くここを離れなければと思っていたところ、
行先等の何の表示もないオンボロバスを発見。

とてもエアポートバスには見えないが、とりあえず中の乗客に
「このバスはデリーセントラルへ行くか?」と尋ねる。
すると「行くぞ」との言葉が返ってくる。

デリー市街地に行くならボロバスでも何でもいいと思い、
バスに乗り込む。

バスの中は暗く、乗客全員インド男ばかりの異様な雰囲気。
みな民族衣装を身にまとった低所得のインド人といった感じで、
その大きな目でジッと我々を見ている。
雰囲気はヤバいが、危害を加えてこないだけマシだ。

 

先ほどの戦闘に疲れたためかバスの中でウトウトする。
1時間ほど経っただろうか、乗務員から
「コンノートプレイスに着いたぞ。降りろ」
といきなり声を掛けられたため、バスから飛び降りた。

ここはどこだろうと思い、
一度ガイドブックの地図で居場所を確認しようとしたところ、
またもや客引きがしつこく付きまとってくる。

 

インド人「おいお前ら、どこへ行くんだ?」

私「安宿街のあるニューデリーのメインバザールへ行くつもりだ」

インド人「それならこっちだ。俺が案内してやる」

私「地図があるため案内は必要ない」

インド人「地図なんて必要ない。ほら来い!」

私「ほっといてくれ」

相手は一向に引く気配がない。

 

ひとまずこの輩を撒こうと歩き始めるも、

「どこ行ってるんだ?ニューデリー駅はそっちじゃないぞ!」

と言いながらすぐ隣りをピタリと着いて来る。

 

これでは一向に地図で場所確認できないと思い、
どこかへ避難することにした。

逃げながら考えていると、ATMを見つけた。
ATMの入り口にはガードマンが立っている。

そそくさと入ったところ、やはり奴は中に入って来ない。
早速地図で場所を確認し、ニューデリー駅の方角を掴めた。

やはりストーカーインド人は嘘をついていた。
一体我々をどこに連れて行くつもりだったのか。

 

後日、宿にある情報交換ノートを見てのこと。
そこには、
「インド人に旅行代理店に連れて行かれて、高額のツアーを提案された。
通常2万円ほどのアグラ3大遺産巡りを10万円という提示。
しかし男たち5人に取り囲まれ、店は鍵をロックされており、
逃げられない状況のため、身の危険を感じたため購入してしまった」
と記してあった。

こういう場所に連れて行こうとしたのか。
その国に到着したての旅人は、狙われやすい。

デカいバッグを持っていると、私をカモってくださいと言っているようなもの。
早くバックパックを下ろしたい。。。

 

ATMを出てニューデリー駅は北へ一本道。
歩き始めると、またさっきのインド人が現れ着いて来るではないか。

だ諦めてなかったのか、しつこ過ぎる。
完全にストーカーだ。

我々が外国人と言えど男二人に一人で付きまとうその精神。
逞しいを通り過ぎて、完全にイカレてる。。。

無視をし続けて10分ほど経っただろうか。
恐る恐る後ろを振り返ると、奴は消えていた。
やっとこさの解放感。

 

まもなくニューデリー駅に辿り着く。
するとまた駅前に屯している客引きたちが我々に群がってくる。
もういい加減にしてくれ!!

メインバザールに逃げ込み、ゲストハウスの看板を見つけたので迷わず入る。
バックパックを背負って外にはもう出られないと思い、チェックイン。

 

噂に聞いてたデリーinコースの過激さ、ここまでとは想わなかった。。。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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