丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

「スリランカの治安は悪い」と勝手に思い込んでいた過ち

インド洋に浮かぶスリランカという島国。

その国の面積は、日本の北海道よりも小さい。

第2次大戦まではイギリスの植民地であったが、
戦後1948年には、インドと同じく、
イギリス連邦内の自治領として独立。

そう、スリランカから海を越えれば、
そこはインドという地理。

正直なところ、実際にスリランカを訪れるまでは、
スリランカは「インドの縮小版」ぐらいに想像していた。

なのでスリランカ国内の治安面においても、
インドとそう大差ないだろうと考えていた。

しかし、スリランカの旅を通して、
その思い込みは間違っていたことに気づかされた。

そこで今回は、スリランカの治安について、
僕が現地で実際に経験した話を交えながら、
語ることにしよう。

 

 

行き過ぎた治安に対する不安

夜0時にバンダナライケ国際空港に到着した僕は、
「スリランカの治安は良くない」と思っていたため、
空港内のチェアーで夜を明かすことにした。

「夜にスリランカいちの大きな街である
コロンボに出て行くなんてそれは
ピラニアだらけの川に自ら飛び込むようなもの」
だと考えていたのだ。

なぜなら、インドのデリーに深夜到着したときは、
この夜明かし作戦が的中しただけに。

インドの場合は、朝に空港から出ても酷かった。

記事:インド人のストーカーレベルが半端ない

 

そして実際のところ朝が来て、いざ気合いを入れて、
スリランカの空港の外に出たところ、
インド人と似たルックスの人たちが目に入った。

インドでひどい目に合っていた僕は、
反射的に戦闘モードのスイッチが入った。

「タクシーが必要か?」
と客引きから声を掛けられた。

「きたきた」と思いながら、
「いや、バスで街まで行きたいから、タクシーは必要ない」
と毅然とした態度で客引きに言い放ったところ、
「おう、そうか。バス乗り場はあそこだ」
と、なぜか客引きは僕に、
コロンボ市内行のバス乗り場を教えてくれた。

バスを待っている間も、
特に変な奴に声を掛けられることはなかったため、
「スリランカの治安は悪いに違いない」
と思い込んでいた僕は、
完全に肩透かしにあった気分であった。

しかし、
「いや、街の治安は悪いに違いない」
と思い、緊張感を解放することなく、
コロンボ市内行のバスに乗り込んだ。

DSCN0026

 

しばらくして、バスはコロンボコンフォート駅近くの、
混沌としたバスステーションに到着。

そのバスステーションは、
インドと同じようにゴチャゴチャとしており。
ウンコが落ちていたり、ゴミが散乱してたり、
汚い以外の言葉がなかった。

こんな環境で、「治安は良いだろう」とは、
とうてい思うことはできなかった。

バスを降りた僕は戦闘モードのもと、
バックパックを背負い、
一晩の宿を探しに駅に近くのペター地区へと向かった。

 

余談だが、インドでバックパックを背負って街を歩くと、
悪質な客引き野郎どもが寄ってくるのが普通。

最悪、大勢に囲まれて拉致られることも。

しかし実際のところ、
ほとんど声を掛けられることはなかった。

いい感じに、旅人を放置してくれる。

この時に、僕は
「スリランカの治安は悪くない」
ということをほぼ確信した。

と同時に戦闘モードを解放しリラックス状態で、
スリランカの旅をスタートさせたのだった。

 

 

気になるスリランカの夜の治安

スリランカ滞在中、
複数の都市で夜の治安を調査してみた。

まず結論から言うと、夜に関しても、
昼と同様に治安を心配する必要はなかった。

 

コロンボの街では、ゴールロード界隈を
夜に2時間ほど歩き回ったのだが、
たまにトゥクトゥクのドライバーから
「トゥクトゥクが必要か?」
と声を掛けられる程度であった。

僕が「No」と答えると、
彼らはすぐに諦めるといった感じ。

そんな程度であったので、
夜にも関わらずウロウロしまくった。

 

キャンディやゴールといった中規模の街では、
夜の街歩きにおいて、
トゥクトゥクからも声を掛けられることはなかった。

なので、夜の街は暗いが、
かなり快適に過ごすことができる。

 

 

数少なかった詐欺野郎たち

シギリヤにあるSPA施設へ行くのに、
トゥクトゥクをチャーターすることになった。

その時、チャーター代500ルピーで交渉成立。

しかし施設へ行き、元の場所へ戻ってきたとき、
ドライバーは調子に乗って、700ルピーを要求してきた。

だが、僕が、
「Hey you!! 最初と約束が違うじゃないか!
お前は約束も守れないような男か⁉」
と強気で攻めたところ、彼はいじけてしまった。

たしかに僕がSPAでマッサージを受けている間、
彼を待たせていたので、その分も考慮して、
当初の500ルピーに100ルピーをプラスして、
合計600ルピーを彼に支払った。

すると彼はしつこく
700ルピーを要求してくるわけでなく、
いじけながらその場を立ち去った。

スリランカ人は基本的に、
インド人とは異なる穏やかな性質を持っていることが
このとき分かった。

 

また、ゴールというスリランカ南部の最大の街で、
かなりクレイジーな男に会ったことがあった。

彼は完全に目がイっており、
僕に気味悪いアプローチを仕掛けてきた。

詳しくは別の記事内で語っている。
(記事:海外での荷物紛失で大パニック@スリランカ)

だからと言って、
インド人のように体に触ってきたリ、
あからさまにしつこいというわけではなかった。

まぁこのような男は、スリランカにはではかなり稀なので、
特に気にする必要はないだろう。

 

個人的に、スリランカの街の治安は良いと思う。

少なくとも、インドの治安とは次元が違う。(笑)

ただスリランカでは、タミル人による反政府ゲリラが、
インドに近い北部エリアで活動しているという意味で、
「治安が良くない」と言われることがある。

 

海を隔てた中国と日本が全く違うように、
インドとスリランカも全く違う文化を持っていることが、
スリランカの旅を通して理解できた。

その根底には、「スリランカは仏教国」
というのも大いに関係している。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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