丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

日本人が認めるシンガポールのマッサージ屋さん

いちセラピストとしての勉強のため、
シンガポールのどこかでマッサージを受けようと思った。
私は訪れた国で、必ずセラピーを受けるようにしている。

hamachan

もしシンガポールにオリジナルのマッサージがあるのなら、
受けてみたい。

そこで色々とリサーチしたが、チャイナタウンの中国式マッサージや、
小ジャレたサロンばかりが目立ち、どうもオリジナルなものはない。

しかし調べている中で、よく目にしたのが、
「イット・ワークス」というマッサージ屋さん。

確かな腕らしく、すこぶる評判が良い。
これは行かない訳にはいかない。

 

情報によると、お客さんのほとんどは現地滞在などの日本人。

また、オーナー1人で店を営業しているため、
先の予約まで埋まっている状態が常とあった。

 

ダメもとでマッサージを受けたい前日に予約の電話をしてみると、
朝イチが空いていたため、運よく予約を入れることができた。

 

 

そして当日、このマッサージ屋さんが入っているオーチャードの
”ラッキープラザ”と言う、中華スタイルのデパートへ向かった。

普通のデパートと違って、中華スタイルのデパートの中は、
なんか圧迫感を感じるのは私だけであろうか。
古ぼけており、しかも店が見つけにくい。

しかしちょっと迷ったものの、店を発見できた。
中に入ると、共有スペースとは違って綺麗な空間であった。

 

店のオーナーである通称「ハマちゃん」が迎え入れてくれた。
どうやらマレー系のシンガポール人のようだ。

しかも流暢な日本語を話すので、どこで勉強したか訊ねたところ、
以前日本に住んでいたことがあるらしいとか。

 

常々思うことが、
シンガポール人の話す日本語にはあまりクセがない。

なので初め聴いたとき、どこの国の人間か推測し辛い。
中国人や、アメリカ人は分かり易いのだが。

バイリンガル、トリリンガルが多いシンガポール人。
恐らく脳内において、言語の棲み分けがハッキリできるのだろう。

 

また、店内の待合室には気の利いた絵が飾られており、
芸術的センスを漂わせていた。

これはシンガポールでは中々珍しいと思った。

というのは、シンガポール国民は幼いころから
独裁政治によってマインドがコントロールされている。

日本のような何でも自由な発言等はできない。

そんな環境下では芸術家は育たなく、また蔑ろにされる。
現にシンガポール人のほとんどは理数系だ。

そんな環境に耐えられないシンガポール人は、
欧米など海外へ移住しているという現実がある。

つくづく日本は良い国だなぁと実感する。

 

施術室に案内され、マーッサージが始まった。
オイルは使わず着衣のままできる、ほくし系のマッサージだ。

私が身に付けている、いわゆる”整体マッサージ”の技術である。

強めにしっかり筋肉を捉え、ほぐしてくれる。

日本人は強めのマッサージが好きな傾向にある。

しかしただ強ければ良いという訳ではない。

中国のマッサージ屋では、ただ力任せにほぐすところが多い。
客の悲痛な表情を見て、満足するようなところが多い。

きちんと凝っている箇所をみつけて、
適切な強さでほぐすことが大事なのだ。

私は一度中国で、首を30分ほど強揉みされて、
吐きそうになったことがある。

その時は腰から下が疲れていたにも関わらず。

 

その点から言うと、ハマちゃんのマッサージには緩急があり、
丁寧に適切にほぐしていた。

なのでマッサージ後は、実に爽快であった。
シンガポール在住日本人に人気を誇っている理由が分かった。

またマッサージの技術だけではなく、
ハマちゃんの柔らかく気の利いた人柄も人気の理由の一つであろう。

 

 

またシンガポールでは、日本人が多いことに驚かされた。

マッサージ後に高島屋を歩いていると、日本人をよく見かけた。

 

またクラークキーにある日本人御用達のデパート、
リャンコートSCの地下に行ったときは、
ここは日本ではないかと錯覚した。

やよい軒やドコモショップやJTBなど日本の店が軒を連ねており、
至る所から日本語が聴こえてくる。

 

シンガポールが東京の24区目と言われる所以が、
なんとなく分かるような気がしてやまなかった。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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