丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

仕事を辞める時の言い訳を振り返ってみた

自身これまで様々な仕事に就いてきた。
その数、約10職を超える。

同時にその数だけ、仕事を辞める時に言い訳をしてきたことになる。

実際のところ仕事を辞める時の言い訳は、
本音であったり濁したりという感じであった。

それはその時の状況次第。

 

大学を卒業し、初めて就職した大企業を辞めるときの言い訳は、
「身体を壊した」というものであった。

はっきり言って激務であったため、
実際に2ヶ月の間に40度近い熱を3回ほど誘発した。

強いストレスのため、皮膚にも異常が現れていた。

「このままだと死んでしまう」と思い、
日々なんとかして仕事を辞めるための言い訳を探していた。

なぜ素直に上司に相談しなかったのか?

大企業では部下の退職は昇進やボーナスの成績に響くため、
上司は部下をすんなり辞めさせないのだ。

部下を辞めさせまいと、あの手この手で説得してくる。

それを知っていたため、素直に切り出せなかったのだ。

だからと言って、そのままだと本当に死んでしまいそうだったので、
誰にも止めれないような仕事を辞める言い訳を考えた。

 

そこで考えついたのが、診断書を持って上司に相談するというもの。

何の診断書かというと、「鬱病の診断書」である。

私自身、表向きは平静を装っていたが、
中身は疲弊しきっていたので、鬱病と診断される自信があった。

早速自宅の近くにある心療内科に向かい診療を受けたところ、
「軽度の鬱病」と診断された。

これで地獄から解放されると思い、心がホッとした。

診断書の発行には、たしか7000円ほど掛かり一瞬ギョッとしたが、
背に腹は変えられないと思い気前よく支払った。

これで仕事を辞める完璧な言い訳を正当化するための
強力な武器を手に入れたというわけだ。

 

後日、退職を申し入れる日が訪れた。

診断書は水戸黄門の印籠のように最終兵器として、
まずは自分の力だけで極力暗い感じで上司に相談した。

すると私の辞める決心が固かったためか、
それとも私が弱りきっていることを感じてくれたためか、
予想に反し、退職を受け入れてくれた。

結局、診断書の出番はなかった。
やはり「病気で仕事を辞める」という言い訳は通ずる。

私の場合は、人格のある上司であったからかもしれないが。

 

 

また特殊だが、タレント事務所に所属していたこともある。

その時は波に乗って仕事を取っていたため、
ローカルテレビ局のリポーターの仕事のオファーがあった。

タレントはこのようなレギュラーの仕事を貰って、
ようやくタレント業だけで食べて行ける。

事務所側も安定した収入が入るので、
それはもうリポーターへのプッシュが凄かった。

しかし私はその時、自分で店を経営する計画を進めていたため、
リポーターにはなる気がなかった。

なのでリポーターの仕事を断るものの、
事務所側も数字が掛かっているので必死に説得してきた。

こういう場合は、生半可な仕事を辞める言い訳は通じない。

結果的に、情熱を持って自分の本音(計画)を語ることで、
相手を寄せ付けない形でタレントの仕事を辞めることとなった。

 

 

整体師の仕事を辞めるときは、
オーナーが酒を挟んで説得に掛かった。

焼き肉と酒をご馳走になりながらの説得という、
心理的に追い込む作戦であった。

酒が入ると話がなぁなぁになってしまう危険が高い。
そして驕られているという弱み。

結局、「話は無かったことにしよう」で終わってしまう。

私も仕事をすぐに辞めたかったのだが、
3ヶ月間先延ばしされた。

3ヶ月後に私が再び意思を伝えなかったら、
恐らく長々と働き続けていたことだろう。

 

 

その他にも仕事を辞めるシーンをたくさん経たのだが、
やはり正直な気持ちを話したほうが上手く行く。

また正直な気持ちを話した方が、自分自身もスッキリする。

そして仕事を辞めた後の自分の未来に自信を持っておくことで、
変に説得されて留まるということもない。

 

私自身、現在は独立し、1人で食べて行っているため、
もう仕事を辞める言い訳を考えることはないが。。。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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