丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

上海の貴妃マッサージで宇宙が見えた@中国

海外マッサージ体験視察の上海編。
中国でも上海はスパやマッサージサロンの激戦区である。

高級サロンもあれば、庶民的マッサージ屋さんもあるため、
施術内容も料金もピンキリ。

そして他の国にはない中国のマッサージの面白いところが、
東洋医学を意識した施術メニューがあるというところ。

しかし今回はグワシャーやカッピングなどの伝統セラピーは
受けずに、まずはベーシックなマッサージを受けることにした。

そこで2件のお店に絞った。

一つは、そこそこ高級なマッサージサロン。
もう一つは、リーズナブルなマッサージ店である。

 

 

1件目として訪れたマッサージサロンは”香扇閣”。

場所は旧フランス租界エリアにあり、
通りに面しているためすぐに発見できた。

レセプションに予約してない旨を伝えると、
運よく10分後に案内してもらえることとなった。

事前情報では”スタッフは日本語が話せる”とあったが、
レセプションでのやりとりは英語であった。

 

私がこの香扇閣を選んだ理由は、
ハード面のセンスが良さそうだったことが一つ。

やはり中国に来たからには、
伝統的な雰囲気漂うサロンで酔いたい気持ちがあった。

そしてもう一つが”貴妃四手”という、
贅沢な4ハンドマッサージを受けてみたかったためだ。

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「恐らく楊貴妃が受けていたマッサージだろう」
と勝手に思いながら、このメニュー受けたい旨を伝えた。

料金は90分で340元という中国では高価格。
しかし日本において5000円ほどで
4ハンドマッサージを受けれることは、まずあり得ない。

かなり格安である。

男が貴妃マッサージを受けるということを変とも思わず、
やがて個室へと案内された。

 

店内は予想通り、間接照明の具合やインテリアなど
かなり凝っていた。

この香扇閣のオーナーは日本人ということを後で知り、
センスの良さに納得してしまった。

 

中年女性セラピストの指示により、
パンツ1枚でベッドにうつ伏せになり待っていると、
ついに4ハンドオイルマッサージが始まった。

「こ、これはヤバイ・・・!」

かなりの衝撃であり、笑いが込みあげてきたが、
グッと我慢した。

それは幸福感、高揚感から来る笑いであった。

2人のリズム、すなわち4本の手のリズムが
完全にシンクロしていた。

まさかここまで息を合わせて来るとは想像していなかった。
完全に不意を衝かれてしまった。

”貴妃四手”は、まさに雑技である。
それは中国のお家芸であることを、思い知らされた。

 

私はセラピストでもあるため、マッサージ中は、
リラックスしながらも、半分は手技を確認している。

普段は2本の手だと、それぞれの動きを把握できるが、
4手の接触となると、どうなっているのか把握できないのだ。

もうここは学習は辞め、完全にマグロになることにした。

途中、何をされているのか分からなくなり、
意識が宇宙まで飛んでしまっていた。

 

散々もてあそばれ、マッサージが終了。
用意されたお茶を飲み、いま上海にいることを思い出した。

私を素晴らしい世界へ誘ってくれたセラピストに、
200円ずつのチップを奮発し、サロンを後にした。

 

 

2件目に足を運んだのが、”満好盲人推拿”という
盲人按摩師がマッサージしてくれるお店。

場所は水城路という通りに面しているため、
こちらもすぐに発見できた。

お店は特別着飾ってはいないが、清潔感はある。
すべて個室であることが嬉しい。

全身マッサージ60分を受けることにした。
(料金は70元ほどだったような、、、)
按摩式なので服は着たままで良い。

 

施術ベッドで待っていると、盲人ではなさそうな
明るい中年女性按摩師が来た。

盲人でないと働けないから、恐らく弱視なのだろう。

力加減は若干強めだったので、私好みであった。
またしっかりとポイントも捉えているため気持ちよい。

他の国でも盲人マッサージを受けたことがあるが、
彼らはアルバイト感覚ではなく、
職人マッサージ師として生きているため、
概して技術レベルは高い。

この女性按摩師は天真爛漫な性格のため、
施術中、私に色々と中国語を教えてくれたりして、
大いに盛り上がった。

↓満好盲人推拿ロビーにて↓manhao

やはり中国。
他の国に比べてマッサージレベルが高いと言えそうだ。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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