丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

珍しく几帳面な中国人女性と上海観光

本日は、中国人である友人のリンリンと上海市内を観光。
彼女とは正午に上海駅前のロータリーで待ち合わせ。

しかし11:30だというのに、私は宿泊先である
静安寺のヒルトンホテルの部屋にいた。

久しぶりの高級ホテルだったので、
居心地が良く、のんびりし過ぎてしまった。

hilton

ハッと我に返り、急いで地下鉄に乗り、
上海駅へとすっ飛んで行った。

しかし概して日本人以外の民族たちは
時間通りに動くことは稀であることを知っていたため、
気持ちに幾らかの余裕はあった。

そう思いながら正午あたりに地下鉄で移動中に
念のためリンリンへ遅れる旨のメッセージを送ると、
なんと彼女はすでに到着していた。

リンリンは中国人らしからぬ、几帳面さを持った性質だ。
彼女と接していると、中国人に対する固定観念が、
まざまざと崩されてしまう。

日本人と一緒に居るのと、さほど変わらないため、
なんだかホッとしてしまう。

 

そのリンリンと上海駅で無事に落ち合い、
我々はハイテクエリアである浦東地区へ向かった。

浦東地区と言えば高層ビルが有名だが、ビルには登らず、
東方明珠塔の地階にある”上海歴史陳列室”へ入場した。

DSCN2000

私はこのような歴史博物館系は好きである。

世界的に近代化が進んでいる今日(こんにち)、
昔の古き良き姿を残している国は少ない。

しかし歴史博物館へ行くと、そこにはその国に期待する
イメージ通りの姿が再現されているから、満足できる。

分かりやすく言うと、
侍や武家屋敷を期待して実際に日本へ来た外国人が、
そんな姿はどこにもなく、憂いてしまう。

そんな彼らが、京都の太秦映画村や日光江戸村に
行って満足するのと感覚は似ている。

 

ここでは上海の歴史が蝋人形などを使って
再現されていたため、とても興味深かった。

しかしここを訪れた最大の目的は、
歌うおじさん人形に会うためであった。

↓上海語で心地よい唄を歌うおじさん↓DSCN1998

 

私の変な嗜好にリンリンもさすがに最初は不思議がっていたが、
私が魅了されていると、彼女も写メを撮っていた。(笑)

このおじさん、ゆる~い唄を歌うのだが、
それが私のイメージする上海とリンクしてしまうのだ。

歌詞の意味を知りたく、リンリンに通訳を頼んだが、
独特の上海語なのであまり理解できないとのこと。

リンリンは徐州っ子なので、方言が苦手なのだそうだ。
さすが中国広し、と思ってしまった。

 

あと浦東エリアで興味深かったことが一つあった。

浦東エリアは観光地なので、ガイドの客引きが多い。
私を見ると日本人と分かるためか、日本語で話し掛けてくる。

そして一緒にいるリンリンにも日本語で話し掛けるのだ。
それに対し、リンリンは流暢な日本語で断っていた。

そのアベコベな光景に思わず笑ってしまった。

 

 

浦東地区を後にした我々は、
最新トレンドスポットと言われる”田子坊”へ行ってみた。

狭い路地に中国らしからぬハイセンスなお店が、
所狭しと軒を連ねていた。

ブッティックや雑貨やカフェなど、どこもハイセンスで、
そのためかなり値が張る。

欧米人の姿も多かった。

それよりも人込みが半端ない状態で、田舎っ子の私は、
窒息寸前という非常事態に陥ったため、
田子坊を早々と後にした。

 

 

ランチは上海で有名な焼き小籠包を食べることにした。

お店の名前は”小楊生煎”と言って、田子坊最寄り駅である
打浦橋駅に隣接するデパート内で営業している。

DSCN2001

お店に着くと、昼時は過ぎているにも関わらず長蛇の列であった。

入り口でオーダーと精算を済ませて、
その後に席に座れるようなシステムのようだ。

我々も列に並んでいると、リンリンが突然
「別のフロアで飲み物を買ってくるね」
と言い出し、列から去ってしまった。

「まずいことになった、、、」
中国語が全く出来ない私は、焦ってしまった。

しかし、
「自分の順番まではまだ長い。
その間にリンリンは戻って来るだろう。」
と思い、楽観的に並んでいた。

しかし、一向に彼女は戻ってこない。
もうすぐ私の順番だ。

メニュー表には色々と書かれていたため、
何を頼んでいいかさっぱりだった。

そのため私は潔く手を挙げ、
直前で列を抜けて、再び並びなおした。

私の後ろで並んでいたオヤジは不思議そうにしていたが。

そうこうしているとリンリンがドリンクを両手に、戻って来た。

「お母さん、怖かったよ~」

と子供なら泣いて彼女に抱きついたことだろう。(笑)

しかし、それぐらいホッとしてしまった。
いなくなって初めてその人の価値が分かるとはこのことだろう。

 

テーブルは他の中国人と合席という奇妙な体験であった。
おじさん、おばさんたちは私をチラチラと見ていた。

焼き小籠包と酸辣粉を食べたが、さすが有名店なだけあって
どちらも絶品であった。しかも安い。

リンリンの分の小籠包も食べることになったため、
腹がはち切れてしまいそうであった。

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小楊生煎のお店情報を見る

 

その後も終日、上海市内を散策できた。
旅先に友人がいると、ホント助かること限りなし。

出会いに感謝!

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戸茂 潤(とも じゅん)

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