丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

ローマスペイン広場にて有名人に遭遇!?

団体旅行ツアーにも様々な種類がある。
メジャーな観光エリア5日間くらいの日程だと基本的に、
一つ二つの現地メインツアーが用意されている。
これにはバスを貸し切ってツアー客全員が参加する。

あとは終日自由行動になっており、
ガイド付きのツアーが必要ならオプショナルツアーを申し込む。
もちろん別料金。
現地のエイジェンシー(旅行代理店)が催行するため、
他のツアー客や旅行客と一緒の行動する形となる。

今回で言えば、サッカーのセリエA観戦がメインツアー。
それ以外の時間は自由行動となっている。
またオプショナルツアーとしてコロッセウム観覧、バチカン宮殿観覧、
カンツォーネディナー、ナポリ&青の洞窟1日ツアーが用意されていた。
完全無料のイタリア旅行も気が引けるので、
いずれかのツアーにお金を落とすことにした。

料金は観覧系が5千円、ディナーが8千円、ナポリが1万8千円。
歴史的建造物の価値はよく分からないので観覧系は却下。
ナポリ&青の洞窟には興味をそそられたが、
ローマからナポリはおよそ200kmの距離。
移動時間が大半を占め、現地滞在時間が短すぎるために
もったいないと思い却下。

特にイタリアオペラに興味あったわけではないが、
豪華なイタリア料理を堪能してみたいと思い、
カンツォーネディナー参加に決定。
食い意地?・・・はい、間違いなく張ってます。(笑)

 

夜までの間、ローマ市内中心部を散策することに。

スペイン広場は多くの観光客でごった返している。
そうヘップバーンの映画”ローマの休日”でロケが行われた場所だ。
そこには世界中の人種が集っているため、
腰を掛けて彼らを観察しているだけで面白い。

界隈のお店もほぼ外国人ご用達の店ばかりなので、
気兼ねなく回ることができる。
イタリア版アイスクリーム”ジェラート”が大盛況だ。
皆ヘップバーンになったつもりだろうか。
そういう私も頬張っているのだが。。

トレビの泉に背を向けてコインを投げ入れると願いが叶うと言われる。
この日がたまたまなのかいつもなのか分からないが、
かなり泉周辺が混雑している。
そのため泉から距離のある所から後ろ向きにコインを投げているため、
人の頭に当たったりして面白い。

しかしながらローマの街並みは非常に味がある。
景観を損ねるような建物は無く、高さはほぼ統一されている。
古き良き建物を上手に活かしている。

盲目的に、古いものを壊し新しいものを建てるという
日本の風潮はいささか冷たい感じがする。
確かに新しいものは便利だったりするし、清潔感がある。
しかし思考があまりにも物質的に偏ってしまうと、
情緒が不安定になりがち。

何事もバランスが重要だと思う。
地球上では人間が一番偉いとかではなく、
地球上の生き物すべてが共存できる環境を目指す。
それが平和であり、情緒の安定さをもたらす。

そんな思いにふけながら広場を歩いていると、
あるお店の前に人だかりができてザワザワ騒いでいる。
どうやらサッカーイタリア代表のストライカーであり、
セリエAローマに所属する王様”トッティ”がいるらしい。

サッカーファンである私も一目見ようと人込みの後方に加わる。
しかしすぐに人込みが散っていく。
どうやら”トッティ”のそっくりさんだったらしい。(爆)
いや~、完全に流された。。

 

夕方になり、カンツォーネディナー参加のため一度ホテルに戻る。
我々のツアーメンバーからの参加者は3組6人。
タクシーで5つ星ホテル(名前忘れる)へ向かう。

ツアーの集合場所であるロビーで、他の旅行者と合流。
ここからは貸切バスでテヴェレ川沿いのレストランに向かう。

レストラン内の広さは70坪ほど。
アジア人参加者は3割ほど。
ここはナイフアンドフォーク文化の真骨頂(欧米人)たちが
中央テーブルを占拠。
箸文化のアジア人たちは自然と壁よりのテーブルに。

こんな高級感のあるディナーはかつて体験したことない。
なにせ食費200円/日で過ごす貧乏学生だ。
中学生である従弟のノリも場違いな場所に来てしまった
という思いからか、緊張で終始変な汗を掻いている。
彼からしてみれば恐らくこのディナーに7000円の価値はないだろう。
振る舞いに気疲れし、訳の分からない歌を聴かされる。
吉野家の牛丼特盛を箸でがっつく方が彼には価値がある。
分かるぞノリ!耐えろ!!(笑)

本場のパスタはモチモチしており、味付けも日本のと違う。
とてつもなく美味しいとは感じなかったが、
恐らく”高級感のある味”なのだろう。

歌の方も”オー・ソレ・ミオ”やフィガロの結婚の
”恋とはどんなものかしら”
など、有名な曲が多かったためか、
眠くならずに迫力ある歌声を堪能できる。

同席している観戦ツアー仲間とも話に花が咲く。
その話の中で「急に明日帰国することになった」との告白を
温かい人柄の小野寺さんから受ける。
仕事上のトラブルが発生し、小野寺さんだけしか処理できない
のが理由らしい。
セリエA観戦もまだなのに残念だ。

チケットは急遽なので正規運賃で購入したとのこと。
なんと奥さんと2人で50万円!!
「いや~それは割に合わないでしょー」と突っ込む。
さすがに会社持ちだそうだ。

しかしそこまで経費を掛けて呼び戻される小野寺さん、
よほど会社に必要とされている優秀な人材なのだろう。
それと同時に日本人の”会社への忠誠心”を間の当たりにし、
社会人になることへの恐怖を抱く自分がそこにいた。

私「小野寺さんの分もセリエA観戦を楽しみます!!」
小野寺さん「おう、よろしく!!」

こうして約2時間の宴を終え、ホテルに戻る。
ディナーに関しては初体験ということで良い投資であった。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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