丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

イタリアローマへ肌に合わない団体旅行ツアー

今日は、”ローマセリエA観戦ツアー5日間”への出発日。

海外旅行は過去にニューヨークへ一度経験済み。
その時は、一人旅という個人旅行であった。
今回は初めて”団体旅行ツアー”に挑む。

成田ビューホテルからシャトルバスに揺られること約15分、
スムーズに成田空港に到着する。

昨晩は緊張もなくよく寝れた。
また出発数日前からの妙な不安に悩ませることもなかった。
団体旅行ツアーは個人旅行と比べて、
心理的負担・精神的負担が極度に少ない。

旅行会社によってスケジュールは組まれ、
全てオートマチックに旅が進められていく。
旅の計画時に必要とされる創造性および想像性はほぼ使わない。
なので文字通り”気楽”だ。

両者の心理的負担の違いを分かりやすく例えると、
団体旅行は、福利厚生等で保護されている企業のサラリーマン。
個人旅行は、独立独歩の個人企業家といったところか。

団体旅行には、安心感はあるがサバイバル感がない。
個人旅行には、冒険感はあるが先行きの不安は拭えない。
一人旅では自分の力量が常に試され打ちのめされ、
”現実”を突き付けられる。

一概に個人旅行、団体旅行どちらが良いとは言えない。
旅に何を求めているかによっても意見が分かれるし、
また体力的な面も考慮しなければならないだろう。

しかし初めての海外をニューヨークに一人旅した私にとって、
出発前に味わったあの”戦地に赴くような気分”がないのは、
今回いささか物足りない。。。
あの出発当日に自宅を出た時から始まる、
一歩一歩を踏みしめて歩く感じがない。

あの一瞬一瞬を意識して過ごす時間の濃さを求めていることにハタと気づく。
旅は麻薬みたいなものとはこのことか?!

しかし今回の団体旅行ツアーに関しては、
無料というあり得ない状況のもと参加しているので、
満足感はすでに200%で文句なしなのだが。(笑)

また今回は中学生の相棒を引き連れているので、
未成年者を個人旅行に連れて行けるほど
旅が成熟していない私にとってツアーは有難い。

なのでこれはこれで楽しむことにする。

 

成田空港出発ロビー内の集合場所には、
すでに40人ほどのツアー参加者が集まっていた。
カップルや年配夫婦、友達同士など老若男女様々な2名1組。
皆に共通すことは、今回の旅に無料で行けること。
皆、懸賞でツアーを勝ち取った強運の持ち主たち。

参加者の住んでいる地域は東名阪が6割ほど。
やはり人口から見る確率論に当てはまっている感じ。

参加者各々も「まさか懸賞が当たるとは思っていなかった」
と口にしている。
ここに来て「今回の旅は本物だ」とようやく確信できた。
まさか集団どっきりでテレビ番組のネタにされることはなかろう。

ツアー参加者が揃ったところで一同は別室に連れて行かれる。
スポンサーである片岡物産株式会社からの挨拶があり、
強運の持ち主たち全員で記念撮影。

片岡物産は海外からの輸入品を様々扱っており、
その一つがイタリアのミネラルウォーターであるウリベート。
そうウリベートこそ今回のメインスポンサー。
実に太っ腹な会社だ。

一連の出陣式を終え、いよいよ旅へ出発。
しかし一人旅のような臨戦態勢は必要ない。
我々は添乗員にぞろぞろ着いて行くだけ。
実に楽ちんだ。
子供の「はじめてのおつかい」の方がよほど難しい。(笑)

利用航空会社は、ドイツのルフトハンザ航空。
成田からフランクフルトまで約12時間。
フランクフルトから最終目的地ローマまで約2時間。
乗り換え時間を含めると計15時間ほどのフライト。

初の欧米系エアラインの利用ということで、
「わたし、女優よ」みたいな高飛車で容姿端麗な
客室乗務員を想像していた。
いわゆるスチュワーデス!

しかし蓋を開けてみると、乗務員にギラギラした感じはなく、
ぽっちゃりさんもいたり、割と大衆的な親しみの持てる感じ。
サービス時にも表情が柔らかい。
ドイツ人は欧米でも謙虚な人種、と巷でよく耳にするが。。
しっかし皆、身長が高い。
キリンみたいな客室乗務員もいる。(笑)

ドイツと言えばやっぱりビール。
機内食事のとき、ビールを頼む。
「失礼ですが歳はいくつですか?」と聞かれる。
すでに23歳であることを告げると、
「すみません、若くみえたもので」
と、ビールが置かれた。

たしかに世界的に見て日本人は実年齢より若い。
30歳が学生に見られるのはざらにある。
若く見られるのはそれはそれで良いと思う。
しかし同時にそれは”大人の風格”がないとも言える。

逆に欧米人は学生でも”自分”を持ってたりするから、
堂々としており、大人に見えることが多々ある。
日本人は周りに同調する習慣が根付いているためか、
どこかソワソワし落ち着きがなく感じる。

クラスはエコノミーであったが満席ではないたため、
空いている席で横になったりと、
およそ12時間のフライトを割と快適に過ごす。

流氷に覆われた北極圏を抜けてフランクフルトへ。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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