丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

ゲリラ流ちょっとワイルドなプノンペン観光

プノンペンで是非行おうと思っていた観光は、
キリング・フィールド訪問とガンシューティング体験である。

キリングフィールドは、ポルポト政権時代の虐殺処刑場所であり、
プノンペンから南西12kmのチュンチェク村にある有名な観光名所。

シューティングレンジもプノンペンでは人気の観光手段。

そして偶然にもカンボジア軍が管理するガンシューティング場が、
キリング・フィールドの近くにあるらしいという情報を得た。

それらの観光場所には、公共の交通機関は走っていないため、
バイタクやトゥクトゥクをチャーターし、行かなければならない。

 

 

プノンペン市内でバイタクから声を掛けられたため、
交渉してみると15ドルと派手に吹っかけて来たため却下。

英語のできるバイタクの吹っかけ具合はハンパない。

そこで適当に気の弱そうなバイタクを掴まえ、
交渉してみることにした。

英語がほぼ通じないため、なんとか銃を撃つマネを
したところ、理解してくれたみたいだ。

料金は5ドルで交渉成立。
早速バイクの後ろに跨り、シューティングレンジへ向かった。

 

シューティングレンジの場所は長閑な村にあると聞いていたが、
30分ほど走っても一向に長閑な村に辿り着かない。

またプノンペンから南西方向にあるはずだが、
太陽の位置からして、ずっと西方向に走っている。

何かおかしい。

途中、「銃を撃ちたいんだ」とバイタクに確認すると、
「イエス、イエス」と彼は答える。

よく分からないが、流れに身を任せることにした。

gunroad

そして出発から40分ほどで、大きな通りから外れてすぐ、
カンボジア軍管理のシューティングレンジ場へ到着した。

40分もバイクの後ろに跨っていたせいか、
尻が痺れてしまっていた。

「Wellcome!!」と英語のできる屈強な軍人が、
私を迎え入れ、銃のメニュー表を差し出してきた。
まるでレストランである。(笑)

軍人のその慣れた段取り。
観光で訪れるツーリストがよほど多いのだろう。

メニューを見たところ、どれも結構な値段である。
ハンドガン系は30ドル、ライフル系は50ドル。
カンボジア政府にとって、かなりの観光収入であろう。

gun1

gun

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正直、銃に興味はないので、何を選んでいいのかさっぱり。
”AK74”が有名らしいが、その時は”AKB48”が頭を駆け巡り、
思い出せなかった。
それぐらい銃のことに疎い。。

そこで軍人に「今日のお薦めの料理は何?」のようなノリで、
お薦めの銃を訊いてみた。

「コルト」だと、自信満々に彼は答え、
壁に飾ってあるそのライフルを、クールに”でこピン”で弾いた。

DSCN2480

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言われるがままにコルトをチョイスすると、
すぐさまコルトに銃弾をセットし、すぐ横の射撃場へと向かった。

まず軍人による説明が始まる。
「ガンをしっかり肩に密着させ、体をロックし引き金を引け!
ちなみに弾は30発だ!さぁ行けーっ!!」

えっ、説明はそれだけ?
しかも30発って、1発が約150円ほど。
バッティングセンターは1球が10円ほどだから、
かなり贅沢な遊びだなぁと思いつつも、引き金を引いた。

「ズバーン!!」

肩への衝撃とともに、見事に目標物の土嚢に命中した。
「どうだ」と言わんばかりに、教官の顔を見ると、
軍曹もニヤリとほくそ笑んでいた。

丁寧かつ軽快に10発近く放ったところで、
教官から一度ストップがかかった。

すると、教官はライフルのスイッチを切り替えた。
「さぁオートマチックモードだ!打てーー!!」

引き金を引きっぱなしで、雄たけびを上げつつ、

「ド!ド!ド!ド!ド!ド!ドッ!!」

何とも言えない感覚である。
もう1発いくらなのか?など、もはや脳裏にない。

「ド!ド!ド!ド!ド!ド!ドッ!!・・・カスッ、カスッ」

あっという間に打ち終えたと同時に、
体が震えていることに気が付いた。

教官は「まだ、撃ちたいか?」と訊いてきたが、
もう十分だったため、丁重に断った。

gun3

 

ちなみにシューティングレンジはプノンペン近郊の、
他の場所にもあるか尋ねたところ、
「幾つかある」という答えを得た。

なるほど、今回訪れたシューティングレンジは、
キリング・フィールド近くの施設ではなかったようだ。

なのでキリング・フィールドは諦め、
バイタクにプノンペンまで帰るよう命じて、
シューティングレンジを後にしたのだった。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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