丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

マッサージの仕事だけでの生活が無謀なワケ

マッサージの仕事というのは、なぜか結構人気が高い。

まぁそういう私もかつて、
マッサージの仕事を行っていた人間の一人ではあるので、
人気のおおよその理由は見当がつく。

恐らくマッサージという仕事に対し、
「人々を癒す」というヒーラー的な魅力を抱いたり、
もしくは「簡単そうな仕事」というイメージを持っているのだろう。

これらのイメージは、あながち間違ってはいないと思う。
しかし物事は表裏一体であり、必ず”陰と陽”の側面がある。

つまり光と影のこと。

さきほど述べたマッサージに対するイメージというのは、
まさに光、つまりポジティブな部分。

 

例えば、ウェディングプランナーという仕事。

ウェンディング業界の光の部分だけ見て、
ウェディングプランナーとして就職する女性たちは多い。

しかし実際に現場で仕事をし始めて、
影の部分に耐えられなく辞めていく者は後を絶たないのだ。

私自身20代の時、ウェディング業界にいたので、
この光景をこの目で見てきた。

ウェンディング業界の影の部分については、
ここでは割愛させていただく。

まぁ憧れの強い仕事ほど、離職率は高い傾向にある。

 

ではマッサージの仕事における、
ネガティブな要素とはどのようなものなのか。

それは「神秘的なヒーラー」や「癒し人」という立場とは程遠く、
おおよそ「肉体労働」であるということ。

基本的に身体が不調なクライアントばかりを相手にするので、
変な気(邪気)が移ってしまい疲れる。

またその中でも、身体がガチガチの人なんかが来ると、
こっちの方の身体が疲労で満たされる。

まぁ体育系な仕事と言えるだろう。

 

また直接人の身体を触り施術するので、
「病気が悪化した」と言ったトラブルは避けられないということ。

こういったトラブルに適切に対応するには、
医学の知識を日々学んでおく必要がある。

 

そしてマッサージの仕事における一番ネガティブな部分と言えば、
やはり「お金」の面だろう。

バブルの時代までは、
マッサージという仕事はかなり儲ける仕事であった。

私の聞いた話では、
バブル当時は1か月50万ほどの収入が普通であったとか。

好景気で世の中にお金が余っていた訳だから、
マッサージのような贅沢サービスにはかなりお金が落とされる。

また当時はマッサージ店の需要に対し、
供給が追いついてなかったのも大きい。

 

それが今ではどうだろう。

世の中はバブル時代のような状況ではなく、人々の財布の紐は固く、
マッサージなんてよほどのことがない限り利用しない。

さらにマッサージを行う店舗というのが、巷には腐るほどあり、
明らかに供給過多状態。

要するに少ないパイを各マッサージ店が奪い合うといった、
半ば戦国時代のような状況。

そのような状況ではよく、安売り合戦が始まる。

それは何を意味するかというと、
マッサージ師としての給料が下がるということ。

なにか商品を値下げるならよいが、
技術の安売りはタチが悪すぎる。

商品と違って、技術はまとめてお客さんに提供することができない。

実際マッサージの場合、
1日に1時間コースを5人もやればクタクタである。

 

私の場合は完全固定給ではなく、出来高払いであったため、
単価が低いのはかなりの痛手であった。

ちなみに私の平均月給は12万ほど。
これから年金や健康保険を納めなければならなかった。

今の時代、マッサージの仕事だけで生活するのは厳しい。

 

 

しかしながらマッサージという仕事は面白いことは確かであり、
私はいつかまたマッサージの仕事をやりたいと思っている。

あくまで趣味の一貫として。

なぜなら私自身今は、
PCを使った時間に制約されない仕事での収入があるため、
そういう自由なスタイルが可能であるのだ。

マッサージだけ仕事に限らず、PCで収入を得ていれば、
何の仕事でもお金に悩まされることなく行うことができる。

良い時代になったとつくづく実感する。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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