丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

怪しげなマカオの女とアバンチュール?@マカオ一人旅

今回、香港と広東省一人旅のついでに、
マカオにも訪れることになった。

 

午前9時に香港を出発したフェリーは1時間後、
マカオの外港フェリーターミナルに到着した。

台風が近づいていたものの、マカオの天気は快晴。

一人旅には持って来いの天候である。

というか、今回のマカオは一人旅のようであって、
実際のところ一人旅ではない。

マカオに住むマカオ人の女友達が、
終日ガイドをしてくれることになっているのだ。

言語学習アプリを通して知り合ったそのマカオの女は、
中級レベルの日本語を話すことができる。

私がそのマカオの女に、
「今度一人旅でマカオに行くからガイドお願い!」
とお願いしたところ、
快くガイドを引き受けてくれたというわけである。

 

 

なぜか待ち合わせに苦戦

マカオの女とは午前11時に、
マカオ観光で必ず訪れるであろうセナド広場にある
マクドナルド前で待ち合わせすることになっていた。

私はフェリーターミナルから、
ポンテ16ホテル行の無料リムジンバスを利用し、
セナド広場にほど近い同カジノホテルに降り立った。

そこで一度、1階にあるカジノ客専用クロークで、
一人旅用の小荷物を預けた。

マカオのカジノにあるクロークは、
カジノ客以外でも利用できるような配置構成になっている。

これは、マカオに宿泊しない一人旅の強い味方である。

 

「まずい!」

この時点で、すでに待ち合わせ時間の11時になっていた。

慌ててマカオの女に電話を掛けたが、
「お掛けになった番号は、使われておりません」
的な、広東語のアナウンスが流れるだけであった。

「参った。マカオの女に連絡が取れない。。」

普通は別の連絡手段として、
LINEなどのインターネットを利用した通話やチャットがあるだろう。

しかしマカオの女は、
「インターネットはwifiでしか繋がらない」
とのことであったため、そのような連絡手段は使えなかった。

一般的に中華圏の若者は、インターネットに繋がってないと
生きて行けないことを知っていたため、
このマカオの女がなんとなく奇妙に感じた。

 

なんだかんだ10分遅れで、セナド広場に到着した。

マカオの女が指定したマクドナルドは、
セナド広場に到着すれば、
すぐに見つけることができると思っていた。

しかし、すぐに見つけることができない。

もう少し”外国人にも分かりやすい”待ち合わせ場所を
選ぶことができなかったものなのだろうか。

どうもこのマカオの女、
相手の立場になって物事を考えることが苦手なようだ。(苦笑)

 

 

重苦しい立ち上がり

焦りながらセナド広場を歩き回ること5分、
ようやく”分かりにくいマクドナルド”を発見することができた。

と同時に、目印である黒の帽子を被ったマカオの女が、
店の前をゆ~っくりと歩いている姿を発見した。

なんか、負のオーラが漂っていたため、
一瞬”ギョッ”としてしまったが、
意を決してマカオの女に声を掛けた。

「こんにちは、〇〇さんですか?」

私の明るい問いかけに、マカオの女は表情を崩すことなく

「はい・・そうです。。」

と答えた。

今まで数多くの外国人と会ってきたが、
こんな重苦しく気まずい出会い方は初めてであったので、
私も少々の動揺を隠しきれなかった。(笑)

 

その重い空気を断ち切るべく
「お腹が減ったので、なにか軽く食べましょうか」
と私は提案したところ、マカオの女はコクリと頷いた。

(このマカオの女は、セナド広場の近くに住んでいるので、
セナド広場周辺は庭のようなもの。)

そして私が適当に歩き始めると、マカオの女は私の後を歩く。

なぜか、私がガイド役みたいになっている。(笑)

なんだか、ひとつひとつが噛み合わない。

 

 

なぜか食べないマカオの女

その後なんだかんだ、マカオの女の案内で、
一軒のローカル食堂に到着した。

一人旅では入るのが躊躇しそうな、
なかなか味のあるマカオらしいローカル食堂である。

「ローカルの雰囲気漂ういい食堂だねぇ。
たまに、この食堂へは来るんですか?」

と私が尋ねたところ、マカオの女は答えた。

「いいえ、初めて来ました・・」

私は思わず、桂三枝なみに椅子から転げ落ちそうになった。

美食家と言われる香港・マカオ人は、食には誇りを持っているので、
外国人への食のおもてなしは妥協しないのが通例。

このマカオの女、全くつかめない。。

 

マカオの女に広東語でオーダーしてもらい、
しばらくして飲み物と食事が運ばれてきた。

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私はマカオ名物の”ポークチョークバーガー”をほう張りながら、
これまたマカオ人に人気のミルクティーを味わった。

マカオの女もセナド広場で、
「朝ご飯は食べていないから、お腹が空いています」
と言っていたたので、
当然何か食べ物をオーダーしたと思っていたが、
なぜかオーダーしていなく、ドリンクだけ飲んでいた。

マカオの女、よく分からない。。(汗)

 

 

ランチを(1人?)堪能したあと、
「さぁどこへ行こうか」と話をしていたところ、
全てに受け身なマカオの女が、意表を突く提案をしたきた。

「バイクで、マカオ中を観光しましょうか?」

つまり、マカオの女のバイクの後ろに私がまたがり、
マカオ全体を散策しようというもの。

かなり粋なその提案を、私はもちろん受け入れた。

 

 

バイクでマカオの街を滑走

僕はジリジリと照り付ける南国特有の直射日光を全身に浴びながら、
以前ブルース・リーが映画撮影を行ったという公園の近くの路上で、
マカオの女がバイクで到着するのを待っていた。

「すぐに来る」と言ったのに、
もう、15分は待っているだろうか。

暑すぎて、汗がしたたり落ちる。

なぜ、そんなところで待っていたかというと、
マカオの女が指定したからである。

待っている間にこの場所を離れてしまえば、
携帯で連絡が取れないので、再合流できなくなる確率は高い。

 

「時間が掛かるのは構わないが、
日陰などもう少し他の場所を指定してくれればいいものを・・」

そう思っているうちに、ようやくマスクをつけたマカオの女が、
90ccのスクーターでやってきた。

恐らく、あまりにお腹が減っていたので、
家でなにか食べてきたのだろう。(笑)

バイクを取りに行くだけで、そんなに時間が掛かるはずがない。

 

まぁなんだかんだで、僕はスクーターの後ろにまたがり、
マカオ観光へと意気揚々に出発した。

なかなか粋な一人旅である。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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