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カジノで有名なマカオの恐るべき治安。反日は一部だけ?

”香港”と”中国本土”という個性の強い国に隣接しているためか、
マカオに対し、どこか影の薄い印象を持ってしまう。
(本記事では便宜のため、マカオ・香港を国として扱う)

「マカオ=カジノ」というイメージが一般的であり、
また、1900年代後半のカンフー映画をイメージする、
昭和生まれの人もいることだろう。(僕のこと?笑)

または、F1マカオグランプリとか。。

 

僕自身、マカオを実際に訪れるまで、
近代マカオのイメージが全く掴めないでいた。

”サウナ”が有名であることも知らなかった。。

そんななか、旅行者にとって現地の治安状況は、
一番気になるところだろう。

現地の治安次第で、旅の行動予定の立て方が、
大きく違ってくるだけに。

 

そこで今回は、そんなベールに包まれているマカオに乗り込み、
さらにマカオの友人に治安状況をヒアリングすることで、
マカオの治安状況を簡単にまとめてみた。

 

 

 

マカオの暗黒時代は反日?

第二次世界大戦後である1900後半のマカオの治安状況は、
良くはなかったようである。

当時マカオは、ポルトガル領であったため、
共産主義を嫌ったポルトガル自治政府が、
マカオに住む中国共産党員を差別していた。

そしてストレスの溜まった共産党員が、
デモ化・暴徒化したことで、
マカオの街の治安が揺らいだというわけである。

 

この時代に日本人がマカオを訪れようもなら、
日本を敵視している共産党員からの
反日攻撃は免れなかったであろう。

 

その後、ポルトガル政府は中国共産党に妥協したため、
共産党員絡みの治安悪化は終焉した。

だが次にマカオは、マフィア抗争の舞台となってしまい、
再び街の治安が脅かされることとなった。

この時代のマカオを舞台にしたマフィア映画では、
”カオスなマカオ”を見ることができるだろう。

このマフィア抗争は1990年代に収束し、
それからというもの、マカオの治安は穏やかなものとなった。

 

 

実際に感じた現在のマカオの治安

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さて、話を現在に戻そう。

実際にマカオの街を歩いて分かったことが、
比較的マカオの人たちの性格はおっとりしていて、
割と親切であること。

そのマカオ人たちの出すオーラが、
治安の概念を頭から吹き飛ばしてくれる。

 

特にマカオ人の若い世代というのは、
漫画カルチャーなどの影響からか、
親日家(日本好き)が多い。

そのため、僕が日本人であることがわかると、
興味または好意を抱いて親切にしてくれる。

「反日的な思想を持っている者といえば、
昔、中国から流れてきた、洗脳された旧共産党員ぐらいだろう」
と、僕のマカオ人の友達は語っていた。

要するに、今となってはごく一部の老人たちということ。

しかし、もはや彼らの声に耳を貸すマカオ人はいない。

 

 

また一方、有名な観光地やカジノ施設周辺でも、
外国人を狙って悪質に声を掛けてくるものはいない。

そのためマカオでは、行きたいと思ったところに、
一人でどこへでも、治安を気にすることなく行くことが出来た。

例えば私の場合、路地裏のストリートの雰囲気が好きなので、
ひと気の少ないローカルエリアによく足を延ばすのだが、
マカオでは治安面において、全く神経質にならずに冒険できた。

諸外国での路地裏散策では、
治安面に神経を尖らせなければならない。

 

マカオは、日本と同じ治安意識で、
街の散策を楽しむことができる、
世界でも数少ない安全な都市であることがわかった。

 

 

マカオ人から聞いた街の治安状況

マカオに住んで25年の地元マカオ人女性に、
マカオの現在の治安状況を尋ねてみた。

僕:
「マカオでは、よく起こっている犯罪はある?」

マカオ女性:
「犯罪の話は、普段ほとんど聞かないですね。」

僕:
「なるほど、殺人事件といった重犯罪はないにせよ、
空き巣やひったくりや騙しといった、
軽犯罪くらいはあるんじゃないの?」

マカオ女性:
「いや全くそんな話は聞かないですよ。
スリなんかは、もしかして混み合った観光地で
起こっているかもしれないですが。。」

僕:
「そうか、珍しいね。日本よりも治安が良いね。」

マカオ女性:
「ハハハ、だいたい香港と同じ治安と考えていいと思いますよ。
あっ、殺人と言えば、昔マカオで異常な殺人事件がありましたよ。
”人肉叉焼苞”と呼ばれるその事件は、香港で映画化されているので、
よかったら見てください。(笑)」

僕:
「すごいタイトルだね。。遠慮しとくよ。。。汗」

マカオ女性:
「ハハハ。でもそれ以外の犯罪の話は聞かないですね。。」

僕:
「そうか。あっそれと、マカオでは夜に女性が
一人で歩いていても何も問題ないのかな?」

マカオ女性:
「全く問題ないですよ。私も夜一人でよく街を歩きますし、
多くの女性たちも、夜に一人で歩いてますよ。
それで変なことがあったという話も聞きません。
あっ、そうそう。台湾に留学している友達が、
”台北は痴漢がいるらしいから、夜の暗がりを一人で歩けない”
って言ってました。大変だな〜って思いました。」

僕:
「そうか。ほんとマカオは安全な街だね。
どうも貴重な情報ありがとう。」

マカオ女:
「はい、どういたしまして。」

 

 

なぜマカオの治安は良いのか

犯罪はおろか、日本には存在する痴漢すらいないマカオ。

もはやマカオの治安は”世界トップクラス”と言っても
過言ではないだろう。

なぜマカオの治安はそんなにも良好なのか、考えてみた。

 

国土の狭さ

マカオの国土は25平方キロメートルという狭さ。

例えば、バイクを走らせれば、
1日で全て周ることができるほどの狭さ。

そして周囲は海で囲まれているので、
もし犯罪でもしようものなら、すぐに捕まってしまうだろう。

マカオで犯罪を行うのには、リスクが高すぎるのだ。

そして、住民の相互監視も犯罪を抑制しているのだろう。

 

財政が豊か

マカオはカジノのおかげで、かなりの税収がある。

そのため、高校までの学費と
公立病院の医療費は全て無料である。

そしてさらには、住民全員に対し、
1年あたり10万円/人の年金が支払われている。

マカオは、かなりリッチな国なのである。

こういう環境なので、住民に、
犯罪をする動機が生まれないのではないだろうか。

 

識字率が高い

マカオの識字率の高さは、世界トップクラスの96%。

年寄り世代を除くと、99%の識字率に達する。

これが治安とどう関係しているのかというと、
住民のみんなが常識的な教育を受けているということ。

つまり、みんなが”良識”を持っているということ。

諸外国において犯罪を犯す者というのは、
適切な教育を受けていない者が多く、
つまり、良識を持っていないケースが多い。

 

 

カジノは危険?

マカオは”東洋のラスベガス”と呼ばれている。

ラスベガスと聞いて、
「治安が良い」とはイメージはしにくいだろう。

そのため、
「マカオもカジノエリア周辺は治安が悪そう」
だと想像してしまうこともあるだろう。

しかし、マカオでカジノを楽しむほとんどの客は、
中国人の中流階級以上の人たちである。

なのでラスベガスとは、かなり環境が異なる。

マカオのカジノエリア?
はい、全く持って安全である。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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