丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

ラオス旅行の真髄を味わえないビエンチャンをスルー

ラオスでは当たり前となった朝5時起床。
日本での早起きは初詣のときした記憶しかないが、
ラオスでは目覚ましは必要なく、毎日自然と早起きしてしまう。

快適であったリバーサイドバンガローをチェックアウトし、
6時発のビエンチャン行のバスに飛び乗った。

バンビエンからビエンチャンまでは、およそ7時間。
ルアンパバーン方面の道に比べ、整然としているため、
一国の首都へ向かっている実感が湧いて来る。

ビエンチャンの後は、タイ側の国境の町ノンカイに渡り、
バンコクに戻り、日本へ帰国することになっている。

未知に向かう旅ではなく、日本へ向かう旅であるためか、
些か寂しい気分になってしまう。

 

 

昼過ぎにバスはビエンチャン市内へと入った。
久しぶりの都会っぷりに、思わず目を丸くし窓越しに外を観察。

ビエンチャンは整然としており、どことなくタイの町の雰囲気。
そこに自分の中に刻まれた野暮ったい「ラオスらしさ」は無かった。

便利そうだけど、面倒くさそうな町に見える。

 

バスターミナルに到着し、トゥクトゥクでゲストハウスエリアへと向かった。
ここで思わぬ苦戦を強いられることになった。

様々なゲストハウスを当たってみたが、料金が異常に高いのである。
これまで訪れたラオスの町では300円も払えば、
普通のゲストハウスは確保できていた。

それがビエンチャンでは1000円近く取られる。
貧乏旅行者にとっては、キツい。

 

欧米人ツーリストを捕まえて、安い宿を知らないかと訊ねた。

「この辺の宿は最低でも5ドルはするぜ。全くどうなってんだか。」

ということだったので、このツーリストエリアを諦めた。
というか、ビエンチャン滞在を諦めた。

というのは、ビエンチャンは特に色が無く、
観光に興味が湧かなかったというのがあった。

 

もしビエンチャンがラオス旅行の起点だったなら、
散策して色々と感じたいという気持ちになっていただろう。

しかしラオスのコアを味わった後かつ、タイも知っていたので
タイとラオスローカルを足して2で割ったような、
中途半端なビエンチャンに興味が湧かなかった。

旅を計画する上で、訪問ルートは大切である。

その町に対する旅行者たちの印象がマチマチなのは、
こういった点も関係してくる。

 

ということで、そそくさと国境のイミグレーションへ向かった。

かなり建物が立派なしっかりしたイミグレーションである。
係員もしっかりと仕事している。

ラオス入国で利用した山奥の国境とは大違いだ。
<該当記事:タイからラオスへの国境越え

 

 

出国審査を終えた後は、バスでメコン川に架けられた橋を渡る。
「タイラオス友好橋」と言って、日本が協力して作った橋である。

バスを降り、タイ側で入国審査を済ませば、
そこは国境の町「ノンカイ」だ。

ノンカイはただの地方都市だが、そこそこの規模。
ビエンチャンよりも洗練されている。

1週間ぶりのタイであったが、酷く懐かしく感じられた。
ラオスに比べて時間の流れ方が速い。

 

適当にゲストハウスを当たってみたところ、
ビエンチャンより遥かに安く宿を抑えることができた。

近くのアーケード商店街を散策したりしたが、
タイ人はやはり掴みどころのある民族だと感じた。

ラオス人に比べて、人と人との距離が近い。
また微笑みの国と言われるように、タイ人はよく笑う。

 

そしてやはり、タイはご飯が美味しい。
屋台を見たときは感動したぐらいだ。

 

この日夜ごはんを屋台で食べていると、
学生たちが2つ隣りのテーブルで騒いでいた。

元気があっていいねと思いつつ、私は料理を食べていた。

すると10メートル向こうで、
学生の一人が携帯をいじってる姿が目に入った。

しかし何か動きが怪しい。
しばらく様子を伺っていると、何をしているか判明した。、

彼は私を携帯のカメラで撮影していたのだ。
そして仲間たちは、彼を応援している。

そう彼は彼でなく、彼女でもない。
オカマちゃんだ。

タイでは、なぜかオカマちゃんに気に入られる傾向がある。

 

チェンマイとパーイ間のローカルバスでも、
オカマちゃんに盗撮されていた。

盗撮というのは、されて気持ちが良いものではない。
思わず、「ワラユ ドゥーイン?!」と強めに威圧してしまう。

すると「イヤン♡」と言わんばかりに、内股で逃げて行く。

素直に「一緒に写真取ろう」と言えないのだろうか。
それとも彼(彼女?)らは、盗撮に喜びを感じているのだろうか。

 

まったく、タイという国は自由な国だ。(笑)

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戸茂 潤(とも じゅん)

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