丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

観光整備されたロングステイ人気先チェンマイに唖然

バンコクから夜行バスで8時間掛けて、早朝チェンマイに到着。
チケット代は280バーツ(約900円)であった。
インドに比べるとかなり高い。

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しかし、バスのクオリティーが高かったので、一概に比較できない。
ゆったりシートに、エアコン付き。
インドではお目にかかれない代物だ。

 

でもまた海外において、この”エアコン”がクセ者である。
奴らには適温調整という概念がなく、ガンガンに冷やせば良いと思っている。

今回利用したバスも「冷蔵車」と化していたため、私は終始寒さで震えていた。

バスにはフランス人がメインに乗っていたが、
彼らは東洋人に比べて皮膚が厚いのか、寒さに平気なようだった。

私は持っていた布を被って寒さを凌いで寝ていたのだが、
彼らはタンクトップ姿で冷風をモロに受ける中、ぐっすりと寝ていた。

恐るべし、コーカシアンどもである。

 

 

寝起きと同時にバスターミナルでもない、よくわからない場所に降ろされた。
皆トゥクトゥクやソンテウに乗ってそれぞれに散って行き、
どこに行くか決めてなかった私は、1人取り残されてしまった。

まずはどこかのゲストハウスに行くのが賢明だが、
今いる場所が街中なのか郊外なのか分からないため、
トゥクトゥクとの値段交渉が難しい。

ちょっと辺りを歩いてみたが、右も左も分からなく埒が明かない。

 

仕方なしに、ボラれる覚悟でトゥクトゥクを捕まえ、

私「どこか安いゲストハウスまで行っておくれ」

ドライバー「OK、100バーツだ」

私「それは高いよ、せめて50バーツでしょ」

ドライバー「う~ん、OK」

あっさりと値切れてしまったため、出発。

 

しかし3分ほど走ったところで、トゥクトゥクが止まった。

ドライバー「お客さん、到着しましたぜ」

確かにゲストハウスがある。
完全にボラれてしまった。この距離で50バーツはない。

新しい町に到着したときの、この手のボラれ方はよくある。
まぁ仕方がないことだ。

 

 

敗北を喫し、ゲストハウスに入り部屋の有無を尋ねると、
ドミトリールームは満室、しかしシングルならあると言う。

値段はシングル100バーツ。
バンコクの半分の値段だったため、迷わずチェックイン。

久しぶりのシングルルームだ。
ドミトリーの環境に疲れていたため、ちょうど良かった。

 

この宿は”バナナゲストハウス”という老舗のゲストハウス。

チェンマイの旧市街を形成する堀の内側に位置しており、
中心街までのアクセスに優れているため、歩いて色々と周れる。

チェンマイの旧市街は碁盤の目のような形なので、道に迷うことがなく、
すんなりと行きたい場所へ行くことができる。

日本で言うと、”奈良”といったところだろうか。

 

また道路も舗装されており、街の騒音が少ない。
さらに、バンコクよりも物価が安い。

山手の民族のためか、チェンマイ人は温かい。
気候も温暖である。

まったく東南アジアらしくない、特別な街である。
世界の中でもロングステイ先として有名なのが納得できる。

 

私が抱いていたタイ北部の町のイメージは、
もっと伝統的かつ原始的なものであった。

そのため近代的な街並みのチェンマイに出会った時は、
残念な気持ちもあった。

西洋人が侍や日本家屋を期待して日本に来てみたものの、
チョンマゲなどどこにも存在しなかった期待外れ感と似ている。

街のネットカフェでは、昼間から小学生がPCを占拠し、
オンラインゲームに夢中になっている。

なんだか、がっかりしてしまった。

 

 

またチェンマイの郊外には幾つかの観光温泉がある。
海外の温泉とは、どんなものなのか。
まさか日本のように、全裸になって湯船に浸かるわけではなかろう。

温泉王国のいち日本人として気になったため、
チェンマイから東30キロ郊外にあるサンカンペーン温泉に行ってみた。

ソンテウという乗り合いタクシーを乗り継ぎ1時間ほどで到着。
途中から温泉までは地元ソンテウを貸しきったため少々高くついたが、
合計70バーツで行くことができた。

 

やはり日本人のイメージする温泉とは、かけ離れていた。
ホットスプリングパークと言う通り、整備された公園という感じであった。

ところどころに温泉池があり、湯気が上がっている。
その温泉地には自由に入ることができるっぽいが、
誰も全身欲などしていない。

足欲を思い思いに楽しんでいるという感じ。
行楽地のような位置づけ。

旅における私のメイン交通手段は歩きである。
とにかく歩きに歩く。
歩いて人間観察し、歩いて匂いを感じる。

そのため温泉での足欲には、かなり癒された。
まぁただそれだけのことだが。。

そして温泉を後にした。

 

 

夜のチェンマイ名物と言えば、ナイトバザールだろう。
日本の夜市を想像してはいけない。
規模がハンパないのだ。

全ての路店を見て回るとなると、とても一夜では足りない。
しかも結構クオリティーの高い雑貨が置いてあり、
価格もバンコクのナイトマーケットより安い。

アジアン雑貨好きには堪らないだろう。
実際チェンマイのナイトバザールに日本から買い付けに来る
バイヤーも多いらしい。

 

色々見て回ったが、タイ人の芸術センスには目を見張るものがあった。
他の東南アジアとは違って、光る芸術作品が多い。

やはりニューハーフが市民権を得ている国のためか、
「表現の自由」が確立されているのだろう。

 

と言いつつも最終的に私がした買い物は、
ヘチマのタワシ1個10バーツのみ。(苦笑)

旅を始めて3ヶ月分の垢をゴシゴシと洗い流したかったためだ。

 

チェンマイは、ロングステイするにしても観光するにしても、
とても過ごしやすい街である。

その分、飽きやすいため、トレッキングツアーを活用するのも
一つの手ではないだろうか。

チェンマイを少し離れれば、亜熱帯の自然が広がっている。
象に乗りながらジャングルを散策するのは、いい記念となるだろう。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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