丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

恐怖に怯える50才女性の初海外一人旅@インド

ハリドワールから再びデリーに戻ってきた。

見慣れたメインバザールの風景にホッとしながら、
前回宿泊した宿へ行くと、どこかで見たオバちゃんがいた。
あっ、五十嵐さんだ!!

kyouhu

私は、デリー(10日前)→リシケシュ→デリー(現在)という具合に、
デリー滞在は2回目。

その1回目のときにパヤルというメインバザールにある
ゲストハウスで出会ったのが、この五十嵐さん。
歳は50才くらい。20才くらいの息子さんもいると言っていた。

 

五十嵐さんと初めて出会ったとき、
彼女はフロントで一人怯えていた。

インドにおける女性旅行者は珍しく、
とりわけオバちゃん旅行者は激レアなので、
挨拶し話を聞いてみることに。

どうもデリーの街が怖く、一人で外を歩けないらしい。
その顔は絶望そのもの。

 

今日到着したが何も食べてないというので、
とりあえずご飯に誘ったら、オゾオゾと着いてきた。
なんかボディーガードのような役目だった。(笑)

大衆食堂でカレーを食べながら話を聞くことに。

 

五十嵐さん
「以前、団体ツアーでネパールに行った。
その時、自由時間があって友人を引き連れて色々散策した。
海外の個人旅行なんて簡単じゃないかとその時思った。
だから今回、インドへ一人で旅行することにした。」

 

彼女の中に溜まっていたものが、どんどん溢れ出す。
恐らく日頃彼女はバリバリの行動派なのだろう。

 

五十嵐さん
「ネパールとインドは隣同士だから、
変わらないだろうと思っていた。しかし全く違う。
夫や友人に反対されたが、楽観的な気持ちで来た。
しかしここには、外出すらできない臆病な私がいる。
このまま宿に引きこもって帰ることになるかもしれないと思うと
とても悔しい。」

 

確かにインドとネパールは表向きは似ているが、
空気感や人の性格が全く違う。
インドはデンジャラス感がハンパない。

ネパール人は山の人間であり、性格が穏やかだ。

 

颯爽とデリーの街を歩き、
堂々と大衆食堂で食事する私の姿を見て、
「インドに慣れていると、やはり違うね」と彼女は言う。。

いやいや私もインドに来て、まだ2日目なんですけど!!(笑)

五十嵐さんとの出会いはこのような感じであった。

 

 

話しは今に戻って、その五十嵐さんと再会。
彼女もすぐに分かったらしく、色々と話してきた。

五十嵐さん「あれから勇気を出してツアーに申し込んだのよ。
アグラ・ジャイプル・デリーの世界3大遺産ツアー。
とても良かったよ。本当に来て良かった!!
明日、日本に帰るけど心残りはない。
いい経験と思い出ができたわ!!」

前回会った時と全くキャラが違う。(笑)
彼女の顔に陰りはなく、自信と誇りに満ち溢れていた。
”今”を充実してる感がひしひしと伝わる。

そんな五十嵐さんを見てるこちらが嬉しくなる。

旅はヒトを強くすることを感じた出来事であった。

 

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戸茂 潤(とも じゅん)

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