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インド人はネイティブなみの英語を話せる?気になる発音と訛り

アジア圏において、シンガポール人、インド人、フィリピン人、
香港人というのは「英語が話せる民族だ」と、
巷では昔からよく言われていることだと思う。

なぜならばこれらの国というのは、以前、
英語ネイティブの国に植民地化されていたために他ならない。

香港人の英語力というのは、香港が中国に返還されて以降、
衰えてきているものの、
シンガポールとインドとフィリピンに関しては、
独立以降も英語力が衰える気配がない。

 

シンガポールとフィリピン人と香港人、
それぞれの英語力に関しては、以前すでに述べたので、
ここでは実際にインドを旅して分かった
インド人の英語力(発音訛り含む)に関して語ることにしよう。

 

 

インド人はなぜ英語を話せるのか

そもそも以前、英語を話せるインド人というのは、
知識階級のわずかな人しかいなかったという。

それが1858年に始まったイギリスの植民地化によって以降、
国民の日常生活に英語が浸透していった。

イギリスによる同化政策という狙いもあったかもしれないが、
もともとインドという国は多くの民族が暮らしており、
それぞれの異なる言語を話していたため、
共通語として英語が必要だったのだろう。

そういった意味では、英語はインド人にとって、
国内コミュニケーションのための重要なものになった。

 

その後1947年、インドはイギリスから独立し、
英語の公用語の義務はなくなったが、
インド国内における共通語として重要な位置を確立していたため、
とりあえず英語を国の”第2公用語”として設定した。

その時、国の第1公用語として設定されたのが、
インド国内で最も話者が多い”ヒンディー語”である。

しかし、ヒンディー語はインドにある公式22言語のうちの
1つの言語にしかすぎず、ヒンディー語以外の言語を話す
他の民族から反感を買ったりしているため、
国の思惑通りに公用語化が進んでいないのが実際のところ。

地域によっては、第2公用語のはずの英語を話せる人の方が多い。

 

そしてインドの大学では、全ての授業が英語で行われているため、
大学に行くために英語が話せる必要があり、
さらには大学に行けば英語がもっと話せるようになるという環境が、
インド人の英語力を養っている。

またインドの上流階級の中には、「家では英語しか話さない」
という家庭もよくある。

 

 

実際にインドを歩いてみて

なぜインド人は英語力が高いのか理解できたと思うが、
実際のところを、現地を旅しながら探ってみた。

そして気づいたのが、
「インド人の誰しもが英語を話せるのではない」
ということ。

 

まず、人並みの教育を受けているインド人に関しては、
男女分け隔てなく、
前述した理由から、英語は流暢に話せる状態にある。

そして、人並みの教育まで受けてないであろう男性に関しても、
人によって差はあるが、”英語を話せるもしくは理解できる”
というレベルはある。

男は外で働く必要があり、仕事上英語を使うことがあるからだろう。

その一方、人並みの教育を受けていない女性というのは、
英語が話せないもしくは理解できないケースが多い。

 

僕がインドのバナラシで、
インド人男性の知り合いと話していた時のこと。

サリーを着た女性が、その知り合いに道か何かを訪ねてきた。

その様子を見ていたところ、
どうも2人の会話が噛み合っていないように見えた。

最終的にその女性は首を横に振って去っていったため、
「いったい何を話していたのか?」
と、僕が知り合いに尋ねたところ、
「彼女は他の言語を話していたので、分からなかった」
ということであった。(もちろん知り合いは英語を話せる)

こういうことが、インドでは日常茶飯事である。

 

また、小さな商店で何か買い物するときも、
店主が女性の場合は、英語が通じないことが多かった。

その時は、ボディランゲージで買い物を済ましていた。

 

 

インド人の英語の発音や訛り

はっきり言って、インド人の英語の発音はかなり独特である。

発音や訛りというのは、母国語に依存するので、
それは仕方ないことである。

ヒンディー語やタミル語といったインドにある言語の発音は、
ヨーロッパの言語の様になめらかではなく、
1つ1つをはっきり発音するため、カクカクとしている。

このインド人の英語の訛りは、
よく”インドリッシュ”と揶揄されている。(笑)

 

だが、僕たち日本人の英語の発音も、
カクカクとしているのに気づいただろうか。

それは、日本語も一語一語を発音する言語だからである。

そういった意味では、英語が全く流暢でない僕としては、
英語ネイティブが手加減なしで流れるように話す英語よりも、
インド人が話す”カタカナ英語”の方が、
リスニングしやすかったりする。

しかしあまりにも訛りが強い場合は、全く理解できないが。(苦笑)

 

 

まとめ

インド人のみなが英語を流暢に話せるわけではないが、
一般的に、ほとんどのインド人がスラスラと英語を話す。

「自分は英語が十分に話せない」とわかっていても、
文法が乱れた英語を臆することなく話す。

彼らは間違いを恐れない。

このインド人の性質は、日本人が持ってないものである。

 

 

また、インドの高い教育を受けた者に関しては、
英語の発音に強い訛りはあるものの、
その英語力は”ネイティブ並み”といっても過言ではない。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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