丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

ガンジス川の町で感じるインドの職人技@ハリドワール

インドのヨガの聖地リシケシュを後にし、デリーへ向かう途中の町
ハリドワールに立ち寄ることにした。

リシケシュからオートリキシャでおよそ1時間、100円で辿り着いた。

リシケシュでは到着早々オートリキシャに騙された経緯があるので、
ここでも到着と同時に料金を吹っかけてくると思っていたが、
意外にも明朗会計で逆にビックリした。

 

ハリドワールにはガンジス川が流れており、ヒンズー教の聖地であるため、
ヒンズー教徒にとってはリシケシュよりもメジャースポットとなっている。

外国人には聞きなれない町だが、インド人たちで溢れ返っている。
リシケシュという田舎町からやってきたせいか、騒々しく感じる。

 

適当に宿を取ったが、なぜかバルコニーに金網が張り巡らせてある。
ハトよけかなと思っていたが、ハトにしては何やら金網の音が騒々しい。

なんと金網にたくさんのサルがしがみ付いて騒いでいる。
「ウキー!ウキー!」
網を揺するその姿、ニホンザルより凶暴とみた。
まるで動物園状態。
実は、こちらが檻に閉じ込められている状態なのだが。(笑)

どうもこの町はサルの窃盗団に悩まされているらしい。

 

町中を散策する。
聖地独特のみやげ物屋が目立つが、
我々からしてみれば、不必要なものにしか映らない。

スイーツを食べてみたが、砂糖の塊といった感じでクオリティー最悪。
日本のスイーツはやはり世界トップクラスだ。

 

有名な沐浴場である、ハリキバイリーガートへ辿り着いた。
ここでは年に1度、沐浴祭りが催され、
その時はインド各地からヒトが集まり、凄いことになるらしい。

混雑が苦手な私としては、祭り時でなくてホッとした。
人込みでは妙に気疲れしてしまう。

ガートは割と賑わっており、沐浴で身体を清めている姿が。
見物していると、男が近寄ってきて”見物料”を要求してくる。

適当に無視していると、IDカードみたいなものをチラつかせ、
外国人である私だけに対し、お金をしつこく要求してくる。

見物に満足したのと、そのしつこさもあって、ガートを後にする。

 

屋台で食事を買って帰ることに。
鉄板で肉と野菜をチリソースで炒めて、パンに挟むという、
美味しそうな屋台を見つけたのでオーダー。

目の前で調理してくれるのだが、その手さばきが神レベル。
よそ見してても、全くリズムがぶれない。

私も以前、焼き鳥の屋台経営やコーヒーの修行をしていたのもあって、
この”職人技”というものには、かなりインスパイアされる。

 

かつてインドには、
”仕事に関しては親の仕事を受け継がなければならない”
というカースト制の差別的な考え方が存在した。

なので年配インド人は小さい時から、同じ仕事をひたすら行ってきた人が多い。
そのため、インドにはあらゆるジャンルの職人が存在する。

新聞配達なんかは秀逸だ。
マンションのベランダに1階から全て投げ入れたりする。
まるでサーカスだ。

日本は職業選択の自由が保障されている国家。
本人の努力次第で好きな仕事を得ることができる。

それなのに仕事を嫌々やっている人が多いのは疑問。
家庭のため、不景気だからとか”環境”を言い訳にして、
嫌々ながら仕事をしている。

国の法律よりも上の立場にあるカースト制みたいなものがあるなら、
それは”環境”を言い訳にできる。

日本を含む先進国の人間の自慰発言は、言い訳にもならない。
そんな人間に限って、歳をとって人生を後悔する始末。

後進国の人間たちの目のギラツキを、一度見てもらいたいものだ。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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