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インド大使館でのビザ取得申請は自力で可能か?@バンコク

インドへの渡航にはVISA(査証)が必要だ。
バンコクのインド大使館へと、
場所が分からないため贅沢だがタクシーで向かう。

途中の信号待ちの間、どこからか子供たちが湧いて来て、
飲み物食べ物などをドライバーに売り回る光景に出くわす。

先進国ではお目にかからない初めての光景に、
”この世の現実”というものを突き付けられる。

我々が普段抱いている”当たり前”とは幻想にしか過ぎない。
世界で起きている現実を知ることが、この放浪の目的の一つでもある。

 

17時前、スクンビット地区にあるインド大使館に到着する。
業務終了は17時と聞いていたが、すでに中は伽藍としている。

インド人女性職員にビザ申請したい旨を伝えるも、
「本日はお受けできません」とのこと。

ビザ発行まで最低でも5営業日かかるから、
余裕をもって申請しておかないとマズい。

サリー姿の職員にちょっと食い下がってみるも、
素っ気なくあしらわれる。
そして17時前なのにそそくさと帰ってしまった。
日本の公務員との仕事への姿勢の違いっぷりに驚いた。

とりあえず申請用紙を持って大使館を後にする。

この申請書、馴染みのない単語が使われており厄介。
大使館でちょちょいと書けるものではなかった。
宿で、辞書で調べつつ適当に穴を埋めた。

 

翌日再び大使館に赴き、緊張の中ビザの申請を済ませる。
申請代金760バーツ。6か月有効シングルツーリストビザ。
7日後の午後に発行とのこと。

なんとその日の18時発でインドに旅立つことになっている。
ぎりぎりなのか、無理なのか、かなり際どい。

旅行代理店の話ではパスポートをビザ発行日まで
預けておかなければならないとのことだったが、
申請の段階で返却されて、手元にある状態。

旅行代理店にEチケットを取りに行ったついでに聞いてみた。
すると
「何してるんだ。預けておかないと発行されないぞ!
もうダメだ、間に合わないぞ。もう知らない!」
みたいな態度。

買うときの笑顔はどこへ行ったのやら。
お金を払ったら手のひら返す戦法か。

もうこいつには頼れない。
何が本当か分からないが、
無事に発行されることを祈ることにした。

 

バンコクへきて10日。
バンコクを離れ、インドへ旅立つ日。

騒々しいカオサン、ボロい宿、我が家のような食堂。
良くも悪くも色々な出来事があったが離れるのはいささか寂しい。
しかしこれから始まる旅の基礎トレーニングが積めたと思う。

14時にインド大使館へ行くと、パスポートが集められる。
どうやら預けておかなきくてよかったらしい。
第一関門突破だ。

あとは何時ころ発行されるかが問題だ。
バンコク市内からスワンナプーム空港まで1時間は掛かる。
渋滞にハマれば2時間掛かる場合も。
となると15時までに発行されたい。

大使館の外ではどうやらデモが起こっているらしい。
その事態にビザ申請者たちはソワソワしている。
しかし日常茶飯事なのか、職員たちは気にせずに仕事している。

そんな中待っていると15:30にようやくビザが下りた。
初めてのビザ申請クエストを自力で達成し自信が増す。

タクシーを捕まえ、「空港まで急いでくれ!」と促す。
「OK!」の返事とともに運転手の目つきが変わる。
信号を避けるため裏道を右へ左へ。
た、頼もしい。

やがて高速道路に乗ると160km/hで滑走し出した。
彼はレーサーと化している。
もはや頼もしいを通り越し、恐怖でシートにしがみつく。

結果的に30分で空港に到着。
「グッジョブ」との声とともに運転手にチップを弾んだ。
ようやくレーサーの顔から、運転手の顔に戻る。

その後、無事にインドへ旅立つのであった。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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