丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

「海外一人旅は英語ができないと無理」というウソ

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「海外の一人旅は英語ができないと無理」と巷ではよく耳にするが、
果たしてその真相はどうなのだろうか。

海外一人旅の実践者として、実体験を元にしばし考えてみた。

 

 

僕の初めての海外一人旅は英語が全く喋れない中での旅。

学生時代の科目の中で英語はいつも赤点ギリギリ。
他の科目の足を引っ張るほど苦手なものであった。

海外への興味は全くなく、社会での英語の必要性を感じなかったので、
勉強する気になれなかったのだ。

まぁその他の教科も社会に必要性はないと言われればそれまでだが、
英語に関してはなぜか特別な拒絶反応があった。

唯一スラスラ言えるセンテンスは
「This is a pen.」
「Mike, this is Ken. Ken, this is Mike.」
と、中学校の英語のテキストに載ってたようなことぐらい。

それぐらい貧相な英語力を持っての、ニューヨークへの旅であった。

時は大学生時代のこと。

 

結論から言うと、一人旅を英語できなくても無事にできた。

しかし何を持って”無事”だったのか。

それは当初の目的を達成できたという意味においてである。

 

僕はレコード収集およびブルックリンを散策したいがため、
ニューヨークを訪れることにしたのだ。

その2つの目的は、特に英語が喋れなくても実行できたという訳。

その時の一人旅においては、基本的に英語を使う場所が限られた。

・ホテルのチェックインおよびチェックアウト時
・エアポートバスの行き先確認
・空港でのフライトチェックイン
・レストランでのオーダー
・機内でのドリンクおよび食事のオーダー

これらは旅のフレーズブックを暗記して対応すればクリアできた。

何か言われた場合は聞き取れないので、
愛想笑いで誤魔化したり、
何にでもyesと言ったりしてやり過ごしていた。

まぁ基本的に上記のような場所では、
相手も旅行者に慣れているので、
英語ができなくてもすんなり対応してくれる。

それ以外にも英語を使う状況が生まれるが、
それらは世間話程度なので適当にやり過ごせば問題ない。

外国人というのは、本当にベラベラと一人で喋りだす。

その時は相槌と聞き取れた単語を口にし、
聞き役専門に徹するのだ。

ときに意見を訊かれていることに気づかず、
「yes」とか適当に言って
会話が成立しないことも生まれるが、そこはご愛嬌。

 

ということで、
海外一人旅は英語が全くできない状況でも可能である。

感覚としては
「英語が全くできない状態での海外一人旅は無理」
ではなく
「英語が全くできない状態での海外一人旅は”無謀”」
と言ったところだ。

 

また僕はそれから数年後にアジア放浪の旅に出かけている。

その時の英語力もニューヨークの時ほど酷くはないが、
まともに喋れないレベルであった。

それでも数か月の旅を無事に行うことができた。

 

 

だからと言って一人旅に際し、
「英語を”全く”勉強しなくてよい」と言っている訳ではない。

ただ、英語ができないだけで一人旅を諦める、
という判断は勿体ないということ。

英語ができなくても、海外一人旅に出る価値は十分にある。

 

でもやはり英語できないと、旅の上っ面しか楽しめないのは事実。

旅の醍醐味の一つとして、外国人との異文化交流がある。

僕自身、この活動が最近の旅のメインになっている。

文化も価値観も違うもの同士が互いをリスペクトする。

これ以上に生きている実感を味わえることを私は知らない。

それはまさに愛そのものであり、達成感が半端ない。

そのためにも僕はできる限り、英語力を磨くことを心掛けている。

 

英語力を磨いた分だけ、一人旅の質が上がることは間違いない。

どんな小さなことでも現場で英語が聴き取れた時、
英語が通じた時の喜びはかなり大きいだろう。

それは人生の喜びと言っても過言ではない。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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