丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

なぜ仕事を辞めて海外放浪へ旅立つのか?

勝手気ままに、やりたい仕事をしてきた20代。

百貨店内のアロマショップでの販売員の仕事も、
興味あってのことだから、それなりに充実していた。

すでにアロマカウンセラーとして感覚は掴んでいた。

後は、この会社(大手)でキャリアを積んでいく道が開けていた。

女性社員の多いこの業界、
男性社員として周囲の期待も大きかった。

しかし20代前半、新卒正社員として入社した会社を
体調を崩し2か月で辞めて以来、
20代の時間はチャレンジすることに費やし、
経験を通じて世界観を広げようと決めていた。

将来的に何かで独立するという志は持っていたため、
幅広い世界観は必要と感じていた。

なので、このアロマ販売の仕事も
”経験の一つ”という位置づけは変わらなかった。

そろそろ次の段階に進むべき時期が来ていた。

しかしこれまでやりたい仕事は、ほぼほぼ経験してきたため、
転職という感じではなかった。

 

お店で取り扱っているアロマやハーブは輸入品が多く、
商品カタログなどにもよく海外原産地の風景が載っていた。

プロバンス地方のラベンダー畑や
スリランカのアーユルヴェーダなど。

それに触発され思考ベクトルが
いつの間にか海外へと向いていた。

やがてそれが「海外を旅をしたい」の感情に変わった。

短期の旅ではなく、中長期の放浪スタイルの旅を考えていた。

しかし学生時代の短期海外旅行を通じて、
旅にはお金が掛かることを認識していた。

所持金は40万ほどしかなかった。

どうみても潤沢な資金とは言えない。

実を言うと「20代は経験に費やす」とは
自分を合理化した言い方であった。

単純に”未知の世界”に飛び込むことが好きなのである。

慣れた環境に甘んじて、
ぬるま湯に浸かり続けるのを苦痛に感じる。

常に外部から刺激を受け、覚醒している時間(トキ)を好む。

右も左も分からないという状況は、
普段眠っている脳を呼び起こす。

6年前の学生時代に体験した
ニューヨークひとり旅(短期)は実に刺激だった。

このときの”自分の人生を生きている感覚”を
忘れかけている自分がいた。

あの革命的な感覚は、その後の日本の生活では味わっていない。

未熟だった学生時代と比べ身も心も変わったその時、
再び一人旅に挑戦し覚醒したかった。

 

この非現実的な希望をしばらく熟成させてみたが、
想いは強くなるばかりであった。

まるで好きな異性を想う気持ちのようだった。

頭から離そうと思っていても離れないばかりか、
むしろ強くなる。

「もはや居ても立っても居られなくなり、
告白する決心に・・・」
ではなく、「旅に出ること」を決心し、
ついに会社に退職の意を伝えた。

 

資金が乏しい中、少しでも長く旅を続けるには
物価の安い国を攻めるしかなかった。

ホテルではなく安宿に泊まり、ローカルフードを食べる。

危険ではないかって?

資金がない中、贅沢言ってられななかった。

これまで先進国しか行ったことのない自分にとって、
後進国の世界観は見当もつかなかった。

まさに未知の世界。

冒険度120%だ。

アジアをバックパッカースタイルで旅することにした。

期限はお金が尽きるまで。

とりあえずアジアのバックパッカーの聖地バンコクに行き、
そこで次の行先は決めることに。

 

このようにして僕は、”人生初の海外放浪旅行”へと旅立った。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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