丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

タイの麻薬産地、黄金の三角地帯へ観光@チェンライ

チェンマイからバスに乗り、チェンライへと北上した。
このルート上にはタイの伝統的な家屋が現存しているため、
車窓からの風景を楽しめる。

mayaku

出発から3時間後、チェンライのメインバスターミナル到着。
こんな田舎の町までも舗装整備されているのには驚いた。

もはやタイを後進国と呼ぶのは相応しくないだろう。

 

歩いて「ツーリストイン」という日本人が経営するゲストハウスに到着。
日本人の紳士的なオジサンが丁寧に迎えてくれた。
やはり日本語が使えるとかなり楽である。

この日本人オーナーは、タイ人女性と結婚し、
このゲストハウスを経営しているようだ。

まさに侍であり、尊敬してしまう。

 

このゲストハウスを選んだ理由は、
ラオスへの旅に向けた情報収集のためだ。

旅の費用も枯渇し始めたため、
そのままバンコクに戻るべきか、ラオス経由で戻るべきか迷っていた。

その判断材料として、
ラオスを縦断するためのおおよそ費用と時間を知りたかった。

チェンライは北ラオスを出入りするタイのゲートタウンなので、
ゲストハウスの旅ノートを見れば情報が載っている。

旅ノートによるとラオスの物価はかなり低かったので、
ラオス経由でタイに戻ることに決めた。
出発は2日後だ。

 

 

翌日はチェンライから更に北上した位置にある、
悪名高い「黄金の三角地帯(ゴールデントライアングル)」に
行ってみることにした。

黄金の三角地帯とは、かつての世界一の麻薬密造産地である。

 

まずローカルバスでチェンセンを目指す。

この辺りのローカルは山岳民族の血を持っているためか、
みんな大人しく、そして温かい。

バスの中でも、乗客にバナナやとうもろこしを貰ったりした。
やはりこういう人と人との心の繋がりにはホッとさせられる。

 

バスでチェンセンに到着した後は、ソンテウ(乗り合いタクシー)で
黄金の三角地帯を目指す。

こんな国境付近まで道路が舗装されている。
もうタイにはお手上げだ。

10分ほど走り、やがてゴールデントライアングルに到着した。
びっくりすることに、そこは観光地化されていた。

もっと原始的で暗黒な雰囲気をイメージしていただけに、唖然とした。

 

メコン川を挟んだ向こうには、ミャンマーとラオスが見える。
この3国を跨いだエリア一体で、秘密裏にケシの花が栽培されていたようだ。

ケシとはアヘンの原料であり、成分調整したものがヘロインである。
当時、世界の需要のほとんどをこの場所で賄っていたらしい。

ゴールデントライアングルがどれだけヤバい場所であったか、理解できるだろう。

 

タイ側こそ観光整備されているものの、
ミャンマーとラオス側は手つかずの自然が残っている。

今でもどこかで密かに栽培されているとの話はよく耳にする。

 

折角なので”オピウム博物館”に足を運んだ。
オピウムとは”ケシ”のことである。

当時の様子を絵などを使って説明しているため、理解し易かった。

19世紀からケシ栽培が始まり、2000年に入る頃まで盛んっだらしい。
「かつて」と言えど、つい最近の話なのである。

ケシ栽培は貧しい農民たちの貴重な収入源となっていた。
初め農民たちは支配者の言われるまま、
何かも分からず純粋にケシを栽培していたのだろう。

後には農民たちも自らもアヘンを吸引するようになり、
村が退廃していく様子も描かれていた。

非常に興味深い博物館であった。

 

 

夕方チェンライに戻ると、ナイトバザールが開かれようとしていた。
規模はチェンマイのそれに及ばないまでも、それなりのモノはある。

タイではナイトバザールが、文化の一部を成していることが伺えた。

 

宿に戻ると2人の日本人、ダイスケとシンに出会ったため、
3人でダイスケの行き付けの”ムーガタ”へと夜ご飯を食べに行った。

ムーガタとはタイ式の寄せ鍋である。
様々な食材が食べ放題であり、それでいて80バーツ(約200円)という安さ。

ダイスケは何度かチェンライに訪れているため、ローカルに詳しい。
私がレゲエが好きなことを話すと、ムーガタの後、
行きつけのアウトドアなレゲエバーへ連れて行ってくれたりと。

ローカルに強い人間がいると、街歩きに無駄がなくなるから良い。

 

ダイスケはタイでの滞在期限が近づいているため、
一度タイを出国し、再びタイに入国するつもりだと言う。

シンはラオスを旅する予定だったとの事。

そのため、明日は3人でラオスへ向かうことになった。

気の合う仲間との旅も、一人旅とは違う楽しさがあって良いものだ。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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