丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

熊本地震の義援金寄付額だけで計れない台湾人の親日感

2016年4月14日午後9時30分頃、
マグニチュード6.5、震度7の大地震が、
熊本を襲った。

僕たち被災者はパニックに陥ったが、
一夜明けた翌日には気を取り直し、
「地震の凄まじさを知る必然的な機会だった。」
と日本人らしくポジティブに出来事を捉えて、
地震の後始末を淡々と行なう人がほとんどであった。

まだ、冗談を飛ばしたりと、
笑顔が見られる余裕があった。

 

15日は、
前日の大地震とその後の夜通し続く大きな余震で
ほとんどの人々は睡眠不足気味だった。

それと同時に、大地震の後始末や修復作業で
疲労困憊となっていたために、
15日の夜は皆、早めに深い眠りについていた。

そして16日の1時30分頃、
マグニチュード7.3、震度7という
前日とは桁違いの大地震が再び熊本を襲った。

専門家の話では、
「前震よりも本震は20倍〜30倍の威力を持っていた」
とあり、
僕自身、被災者の一人として、それを実感した。

完全に不意を突かれた形の大地震で、
しかも家屋倒壊、道路寸断、ライフラインの断絶、
そして10分に1度の大きな余震により、
僕たち被災者は精神的に追い詰められた。

もはや被災者の顔に、
前震の後に見られた余裕は見られず、
パニック状態としか言いようがなかった。

 

 

国レベルでの台湾の親日感

そんな身も心も疲弊しきっている時に、
「台湾が6000万円の義援金を日本へ送る」
という記事が目に飛び込んできた。

信じられないほど、かなり早い判断であった。

しかも、高雄市と台南市と台中市と
桃園市の市長に関してはそれぞれが、
丸々1ヶ月分の給料を義援金として寄付したという。

これで「台湾が親日ではない」という人がいれば、
”性格がひねくれ過ぎているか、
物事をシンプルに考えきれない”
という事態に陥っているに違いない。

色々と異論はあると思うが、
台湾をひと塊りとして見た時に、
親日かどうかをYesかNoで答えるとしたら、
あなたの答えはどうだろうか。

 

またこの台湾の義援金の事実を知ったとき、
被災者視点では「台湾は親日だ」と強く感じた。

芸能人とかを含む義援金寄付の狙いは何であれ、
すぐに行動に移すほど、
信頼を高めてくれるものはない。

また台湾人ひとり一人の
熊本大地震への募金活動も活発と聞いている。

このことを聞いて、
これまで台湾の町で会ってきた
台湾人ひとり一人の顔が思い浮かび、
心が温かくなった。

 

 

個人レベルでの台湾の親日感

台湾の義援金寄付の話は、
メディアなどで既に周知されていること。

なのでここでは少し、僕のプライベートでの、
台湾人の親日感をシェアしようと思う。

 

僕には、いろんな国に外国人の友人がいる。

そんな中、大地震を受けた後の
台湾の友人からのお見舞いの言葉や
安否を気遣うメッセージは早かったし、
彼らは自分の国のように、
日本を想っていると感じた。

 

また、台湾の友人だけでなく、
香港とフランスの友人たちからも、
大地震直後に熱いメッセージを受け取った。

普段から台湾と香港とフランスというのは、
世界でも親日家が多い国と感じていたが、
今回の大地震を通して、
「その勘が間違いではなかった」と思った。

 

また中国の友人に関しては、ちょっと変わっていた。

正確な情報が受け取りにくいお国柄のためか、
メッセージも遅くに届けられた。

そしてその友人と話をしたのだが、
「日本の他の地方に逃げた方がよい!」
と執拗に推してきた。

なんか完全にポイントがズレていた。(笑)

僕は
「道路が寸断され、鉄道も走っていなければ、
飛行機も飛んでいない状況だから・・」
と言って、逃げることはできないことを主張し、
その中国人の友人をなだめた。

そもそも、インフラが大丈夫でも、
どこへも逃げることはしないのだが。。(笑)

僕自身の被害規模は少なく、
「不憫な人をいかに手助けするのか」
ということしか頭になかったため、
この中国人の友人の発想には意表を突かれた。

さすが「”公”よりも”私”」という、
中国人らしい発想である。

 

とにかく、今回の熊本大地震と通して、
台湾人の親日感を改めて認識させられた。

コメント

    • 普通の日本人
    • 2016年 6月 15日

    台湾には、信頼と日本との絆をどの国よりも強く感じています。植民地を植民地と受け止めず、「台湾発展の基礎を築いてくれた」と感謝する人の真心を持ち合せた素晴らしい人々が居る国だからです。 同じ事をした韓国は、世界中に嘘のばら蒔き、ただ日本を陥れる事ばかり続ける醜い国。この民族は人類と思えない。動物のようです。日本は韓国と一切の交流を絶つ、この事が日本の正しい選択に思えてなりません。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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