丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

国際交流のある海外旅行にハマってしまう理由

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海外某所、レストランにて、、、

 

目の前のテーブルには、普段目にしない料理が並べられ、
周囲からは日本語とは異なる周波数の言語が聴こえてくる。

完全にアウェーな環境であり、
はっきり言って、訳が分からない。

テーブルの向かいの席には異国人が座り、
僕の目をしっかりと捉え、
また僕も異国人の目をしっかりと捉える。

逃げ隠れはできない、まさに真っ向勝負。

そこに媚びへつらいはなく、有りのままの自分が試される。

過去、未来、時間を忘れ、今この瞬間に集中し、
初対面である異国人との
カンバセーション(会話)に花を咲かせる。

主な話題は個人的なことや、
お互いの生活文化および言語について。

時には政治的な話題にまで及ぶこともある。

決して自分の価値観を押し付けず、
器を大きくし、異国人の話を受け止める。

無事に責務を終えた日の達成感は格別である。
正直言って、夜の営み以上のエクスタシーを感じる。

 

これは僕が海外旅行をする際、
ゲリラ的に行っている冒険的な社会活動である。

交流相手は主に海外在住の日本語学習者や、
日本に興味を抱いている外国人。

”ネット上で知り合った外国人と現地で会食”
というのが基本的なセオリー。

主な目的としては、日本により興味を持って貰うことや、
逆に相手の国の文化習慣を理解することにある。

さらに彼らに日本語の実践を積む機会を与える。

そこでは知られざる世界の真実を知ることも多々あり、
固定観念が覆され、己の思考の幅が広がることもしばし。

この活動を行うようになって、己の器が広くなり、
どうでもいいことに腹を立てることが少なくなった。

 

だが実のところ、個人的には本来の目的より、
そのプロセス自体を楽しんでいるという節がある。

彼らの家にお邪魔したり、
現地人しか行かないようなディープな場所に
連れて行って貰ったりと。

異国人というのは、ほんと面白いし飽きない。

 

しかしこの海外映画のワンシーンのようなシチュエーションに、
まさか小心者でコミュニケーションを苦手としていた自分が、
積極的に入り込んで行くとは想ってもみなかった。

こういった環境には昔から興味や憧れを抱いていたが、
全く別次元の小さな世界を生きていた僕にとっては、
宇宙人(特別な人たち)の世界と思っていた。

父親はサラリーマン、母親はパート勤めという環境で育ち、
特に元々家柄が国際的志向だった訳ではない。

むしろ親は今でも、海外=野蛮な場所と想っているぐらいだ。

 

 

異なる形で夢叶った日本代表

無謀にも僕は20代後半にして、
サッカー日本代表としてピッチに立ちたいと想っていた。

訳の分からないアウェーの地で、
日の丸を背負って闘う戦士になりたかったのだ。

だが特にサッカー選手として目立った功績もなかったので、
それはクレイジーな発想以外の何ものでもなかった。

夢はついえたように思うのが当然だった。

 

しかしその後の海外の旅で行っている国際交流において、
形や規模は違えど、夢が実現していることに気づいた。

まさに非公式日本代表として、
アウェーの地で闘っていたのだ。

別に自分の夢を叶えるのに、
サッカーが絶対に必要ではなかったということに気づいた。

僕が求めていたのは、
日の丸を背負って闘う(冒険する)ことであった。

まるで本質を見つめていなかったことを反省した。

 

 

日本を選んでくれている異国人に感謝

国際交流においては、
国際コミュニケーションスキル向上および、
恐怖に立ち向かい、
自己のメンタルブロックを外すことを目的とする。

またウラ親善大使として
”日本の経済発展に向けた外国人への啓蒙”
といった社会貢献も同時に行っている。

世界には日本の文化が好きな人たちや日本語学習者が、
意外と多いことに驚いてしまう。

世界にはおよそ190ヶ国ある中で、
日本を選んでくれているこの事実。

日本好きの人たちは、皆ほんとに人が良い。

僕は彼らをサポートすることに、心から喜びを得てしまう。

また実際これまでに国際交流を行った何人かの異国人は、
日本への留学および旅を実現している。

日本人は海外で大いに求められている。

日本代表として
海外のピッチに立つ仲間が増えれば幸いなことだ。

 

楽しみながら進化でき、また社会貢献もできるという、
これ以上の有意義な時間の過ごし方を僕は知らない。

そしてこんなことを、気がすむまでやることができる
今の仕事環境には感謝している。

場所と時間の自由は、国際交流には欠かせないだけに。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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