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アロマテラピー留学の本場フランスのアロマ博物館を訪れた

日本では近年、女性を中心にアロマテラピーが人気となっている。

アロマオイルを取り入れた香りやマッサージで癒しを求める、というような具合で。

そして、世界におけるアロマテラピーの本場は、”フランスとイギリス”と言われており、アロマテラピー留学のためにこの2つの国を訪れて研鑽を積むセラピストも多い。

 

アロマテラピーという概念は、フランスで生まれイギリスで急速に広まったという歴史がある。

この2つの国において、アロマテラピーは”ただのリラクゼーション効果”に留まらず、医療的な立場に置かれている。

特にフランスでは、アロマテラピーは医療行為の一つと捉えられており、アロマオイルをマッサージに用いるだけに留まらず、アロマオイルを飲むことも行われている。

 

今回は、そんなフランスのアロマテラピーの聖地であるプロバンスのある場所を訪れてみた。

 

世界的な聖地プロバンスのアロマミュージアム

プロバンスは南フランスに位置する地方であり、温暖な地中海性気候のため、ハーブやその他の作物の生産に適した土地となっている。

そのため、いたるところに日本では見かけないようなハーブが育っている。

特にプロバンス地方のラベンダーは超有名であり、セナンク修道院などにはその美しい景色のあまり、世界中から多くの観光客が訪れる。

 

現在プロバンスには、多くのハーブ園やアロマテラピースクールが存在するが、その火付け役となった女性セラピストがいる。

その女性の名は”ネリー・グロジャン”といい、子供の頃からナチュロパシーに精通するなど、人生をアロマテラピーの研究や普及活動に捧げている。

ネリーは、ハーブやセラピーを追究するため世界中を飛び回り、そしてプロバンスの地でアロマオイルの製造やハーブガーデンやオーガニックファームの経営を始めた。

ネリーの、アロマやハーブやセラピーに対する情熱や哲学は、他の追随を許さない。

そんな彼女は現在、アヴィニョンの南にある”グラベソン”という小さな町に、アロマミュージアムを開いているということなので、訪れることにした。

 

アヴィニョンから車で30分ほど走ると、畑しかない人里離れた場所にアロマミュージアムはあった。

ミュージアムのスタッフはランチ休憩を取っていたため、先にアロマミュージアムの敷地内にあるハーブガーデンを見学した。

すでにハーブのシーズンは終わっていたため、活きの良いハーブは見れなかったが、日本でお目にかかれない様々なハーブが育てられていた。

ハーブに強い関心のある僕は、シーズンでないにもかかわらず、楽園にいるような気分であった。

 

ハーブガーデンを一通り見学した後、いよいよアロマミュージアムの中を訪れた。

スタッフの女性が丁寧に迎えてくれて、英語でミュージアム内の説明を簡単に行ってくれた。

ミュージアムのホール部分では、エッセンシャルオイルやマッサージオイルなどのアロマ商品の販売が行われていた。

 

そして僕がボトルに入ったドリンクに興味を持っていると、スタッフが説明を行いつつ、試飲させてくれた。

そのドリンクは、エッセンシャルオイルを抽出する過程で産生されるアロマ成分を含んだ水であった。

要するに、フローラルウォーターであった。

「フローラルウォーターを飲む」という概念が日本のアロマでは存在しないので、衝撃を受けてしまった。

そんな僕の衝撃を感じたスタッフは、「エッセンシャルオイルをお湯で割って飲むことも、アロマテラピーでは行われますよ」と説明を加え、なんとその場で”エッセンシャルオイルドリンク”を作ってくれた。

以前、日本最大のアロマ販売店で働いていた僕だが、エッセンシャルオイルを直接飲むなんて初めてであった。

さすがメディカルアロマの本場フランス、その本気さが伺えた。

 

 

ロビーの販売品をサクッと見終わったあと、いよいよアロマミュージアムを訪れた。

アロマミュージアムの観覧料は、7ユーロ。

 

 

アロマの歴史を遡るとパヒューム(香水)と被る部分があるため、ミュージアム内ではパヒューム(香水)関連の歴史も見ることができた。

パヒューム自体もここ南フランス、プロバンスが世界的な有名どころとなっている。

なかでもグラースという都市は、パヒュームの聖地と言われている。

アロマとパヒューム、まさにプロバンスは世界的に「香りの聖地」である。

 

ミュージアム内には、新旧たくさんの水蒸気蒸留装置が展示されていたため、その装置の進化を辿ることができた。

 

そしてミュージアム内には、マッサージサロンも併設されていた。

その名も「禅マッサージ」。(笑)

実のところネリーは、日本の禅の美学に深い感銘を受けている。

そのためマッサージサロンを”禅の雰囲気”で統一されていた。

 

このプロバンスのアロマミュージアムは、僕がアロマとハーブの販売員をやっていたときに「いつかは訪れたい」と夢見ていた場所であった。

その夢が数年後の今に叶ったことで、感動で胸が熱くなった。

やはり人生は楽しい。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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