丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

転落恐怖のカトマンズへのバス旅行@ネパール

ゆっくりと静養できたポカラを離れて、
ネパールの首都カトマンズ行きのバスに乗り込む。
チケットはゲストハウスで購入。300ルピー。

kyuhu2

アットホームなゲストハウスを離れるのに寂しい思いもあった。
宿主のラジャは一緒にビジネスがやりたいとよく相談してきた。
彼は26才にも関わらず、ビジネスマインドが強い。

インドでもネパールでも若い人間のビジネスマイントが、
先進国の人間のそれと比較にならない。

生きるのに必死。
それがその国のエネルギーを生み出す。

 

輪島功一にそっくりなラジャの兄貴に見送ってもらい、バスに乗り込む。
バスは超満員で、天井にも人がわんさか乗って出発。

ポカラとカトマンズを結ぶ道は、ガードレールの無い崖路がほとんど。
またぐねぐね道であり、ちょっとハンドル操作を誤れば、
崖の下に落ちて行き、即死は免れない。

現に何件か、転落事故が起きているらしい。
洒落なならない。

しかもカーブの連続で見通しが悪いにも関わらず、
クラクションを響かせ、各車とも追い越し追い越せを繰り返す。

ジェットコースターどころではない、リアルな絶叫マシンだ。

不安と恐怖を抱いてると身が持たないため、
ここは百戦錬磨のドライバーと運に身を委ねることにした。

 

私の前の席にはフランス人の年配夫婦が乗っていたが、
10分に1回お互い愛の確認をしていた。

若いならまだしも、年配でここまでとはさすが愛の国フランス。
日本では不常識行為で、まず目にしない。
日本人女性が憧れる国だけのことはある。

 

 

ポカラを出発して8時間後、小雨の降る中、生きてカトマンズ到着。

ツーリストエリアのタメルまでは距離があったので、
バスで知り合ったベトナム人おじさんバックパッカーと一緒に歩く。

この仙人みたいなベトナム人おじさんと歩いていると、
すれ違う欧米人がこのおじさんに久しぶりな挨拶をして来る。

どんだけ顔が広いのか。
何かの分野の有名人なのか。

よく分からない中、タメルに着いたので、
おじさんと別れ、宿を探すことに。

 

このタメル地区はなかなか騒々しい。
ポカラのツーリストエリアとは全く違う。

このカオスな感じが、旅のスイッチを入れてくれる。
アジアのバックパッカー好みの街。

 

適当に歩くと、日本と韓国の国旗が描かれた”チェリーゲストハウス”
という看板を見かけたのでチェックイン。

ドミトリーは無いということで、久々のシングルルームにチェックイン。
部屋は狭いが、やはりシングルルームは
プライバシーが確保されているのが良い。
料金も150ルピーほど。

看板に日本の国旗が描かれているにも関わらず、
このゲストハウスで日本人の姿は見かけない。

まぁ適当に国旗を描いとけば、
その国の客が来るだろうという発想なのだろう。

しかし韓国人の女性は、ちらほら滞在していた。
日本と同じ極東アジア人ということもあって、
彼女らと触れ合いも、なんかホッとする瞬間であった。

 

この宿はシャワーの調子が悪いのが難であった。
ホットシャワーがいきなり、コールドシャワーになる。

11月のカトマンズで、コールドシャワーはかなり厳しい。

 

 

カトマンズではパンを大量に食べた。
まともな美味しいパン屋があり、
夜8時になると元々安いパンが更に半額になる。

貧乏バックパッカーには、かなり嬉しい。
これだけでもカトマンズは好印象。

 

またカトマンズは、エベレストに登る者たちのベッドタウンでもある。
この地で装備を整え、ガイドやポーターを見つける。

街の食堂では、独特のオーラを持った、
山に挑戦する孤高の男たちをよく見かけた。

まるで世界王座の掛かった闘い前夜のようなナーバスな雰囲気。
精神を落ち着かせることに集中している。

話し掛けれるような空気ではない。
しかし、気軽に話掛け、馬鹿話しする私がいるのだが。(笑)

 

孤高の闘いが嫌いでない私も挑戦したい思いに駆られたが、
如何せんギリギリ旅をするお金しか持ち合わせていないため断念。

またの機会とした。
というか、まず簡単な山登りでトレーニングが必要なのだが。。。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

プロフィール



戸茂 潤(とも じゅん)

プロフィール