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釈迦が悟りを開いた聖地ブッダガヤで瞑想三昧&おかしな座禅

日本にいるときは憧れの地でしかなかった、釈迦が悟りを得た聖地ブッダガヤ。
まさか実際にその地に訪れたとは、自分でも信じられない。
妄想は実現できるものである。

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ブッダガヤのマハボーディー寺院は、ユネスコ世界遺産に登録されている。
「釈迦は菩提樹の下で悟りを開いた」と言われる、その菩提樹があるためだ。

遥か昔は菩提樹しかなかったようだが、
小さな町ながらも今ではかなり整備されている。

 

このブッダガヤ、あの荒々しいインドらしさを感じない。
インド人たちが、ほとんど絡んでこない。

まるでインドではない、他の国にいるようだ。
落ち着いて町を散策できる。

食堂も普通に安く、しかも変な食事を出してこない。
かなりこの町を気に入ったみたいだ。

 

マハボーディー寺院には、アジア中の仏教僧たちがかなり訪れる。
そのためヒンズー教が薄い存在となっていることも否めない。

寺院には滞在中、毎日訪れ、偉大な菩提樹の下で瞑想を行った。

私の瞑想法は、呼吸やマントラに集中し過去や未来の想念を手放す。
”今”に集中し、やがてエネルギー状態だけを感じる方法。
独自でこの方法に辿り着いた。

瞑想した後は身も心もスッキリし、身体が軽くなる。

そしてその後に飲むラッシーが、これまた美味い!

まるでスポーツで汗を流した後に飲む、一杯のビールのようだ。

 

 

ここマハボーディー寺院では、驚くべき出会いがあった。
あれには完全に不意を突かれた。

何かと言うと・・・・

・・・・・・・・・

「トイレ」である!!

ある日、何気なしに寺院内のトイレに行ったところ、
中に入った瞬間、思わずたじろいでしまった。

なぜかと言うと、キレイだったからである。

キレイと言っても、日本では当たり前のキレイさ。
たが、インドではあり得ないキレイさ。

 

しかも私自身、旅を初めて2ヵ月間ずっと汚いトイレを利用していたため、
汚いトイレが普通の感覚になっていた。

そのため掃除の行き届いたトイレが眩しく感じた。

 

この公衆トイレは掃除係が常駐しており、常にケアされいる状態。
気分を良くしてくれたクリーナーに「グッジョブ」と言ったところ、
彼も「ニコッ」と笑う。

インド人も、やれば出来るではないか!

たかがトイレ、されどトイレである。
日本人のトイレに対する美化の精神は、素晴らしいことだと再認識した。

 

 

ブッダガヤには、町の西エリアに各仏教国の寺も存在する。
ミャンマーやタイやスリランカなどの寺である。

もちろん、日本寺も存在する。
日本寺では朝と夕に読経座禅が行われていたため、2回参加してみた。

 

参加当日、日本寺を訪れてこれまた驚いた。

敷地内に足を踏み入れた途端、「パチン!」と日本の空気感に切り替わった。
細かい砂利が敷き詰めてあり、日本の木が植えられている。
日本の庭そのものである。

もちろん建造物も日本の寺と変わらない。
境内は静かなため、京都あたりに居るような気分であった。

日本人として、とても癒される空間である。

ブッダガヤ自体がインドらしくなく、さらにこの日本寺の完成された雰囲気。
もう自分がどこにいるか、分からなくなった。

 

参加者は各々座布団に座り、和尚が読経座禅の解説を日本語で行う。
多数の欧米人も参加していたため、英語での説明も行う。
なかなか知的な国際派和尚だ。

欧米人も含む参加者皆に経典が配られ、読経が始まった。
私の隣に座っていた欧米人は、訳の分からないためキョドっている。

経典にはローマ字のフリガナ(?)もあったので、
ただそれを一緒に読めばよいと説明したところ、取りあえず読み始めた。

しかし、読み始めたはいいものの、変な声が気になって集中できない。

 

読経が終わり、次は座禅に移った。
背筋を伸ばし、手をヘソの前で組むお馴染のスタイル。
私は小学校時代の剣道部のとき、毎回行っていた。

目を瞑り座禅に集中しようとするが、どうも隣の欧米人が気になり、
薄目でみたところ、やはりキョロキョロして戸惑っている。

手の組み方を教えて上げたところ、理解した様子。
かわいらしさに笑いが込み上げてきた。

結局、終始修行に集中できなかったが、
この欧米人の、「異文化を体験しようとする思い」の手伝いができたことで満足。

ありがたく笑いも頂き、幸せな気分となった。

 

 

いずれにせよ、ブッダガヤはインド旅行中において、
精神を落ち着かせる場所としては最適な町だと思う。

 

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戸茂 潤(とも じゅん)

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