丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

バックパッカーにとって最適な仕事とは?

20代後半に仕事を辞めて、バックパッカーの旅に出た。

以来、バックパッカーの旅に取りつかれてしまった。

生きていて、これ以上に楽しいものはないと。

日本に帰ってからもその熱は冷めることなく、
「どうすればバックパッカーの旅を
取り入れた生活ができるのか」と、
世間一般から見れば非現実的な想いに日々耽っていた。

 

サラリーマンはバックパッカーの仕事としては
向かないことぐらいは自明の理。

一度は挫折したものの、
やはり以前から抱いていた自営業こそ
バックパッカーするには持って来いの仕事だと思い、
整体師として日々修行を積み始めた。

リラクゼーションサロンを独立開業すれば、
好きな時に休めて、
バックパッカーできるという想いがあったためだ。

整体業というのは、あらゆる商売の中でもとてもシンプル。

仕入れもなければ、莫大な初期投資も必要ない。

またマンションの一室で営業することも可能。

そうすればお店の経費も微々たるもの。

かつて20代半ばに、焼き鳥店経営にトライし、
挫折した自分から見れば、これは大きな魅力であり、
そして現実的であったのだ。

またこれこそバックパッカーにとっては、
最適な仕事であると思った。

 

しかし整体の世界を追究していく中で、
表向きはシンプルだが、
整体の世界が物凄く深いことを知ることとなった。

世間に整体師と名乗る者は多いが、
そのほとんどがなんちゃって整体師であり、
彼らのほとんどは食べて行くのがやっとという状態。

なんちゃって整体師のようなただの”揉み屋”ではなく、
しっかりとした整体術を身に付ける必要があった。

僕も揉み屋として、
整体サロンで働いていた訳だが。。(苦笑)

 

整体術を身に付ける手段は、2通り。

しっかり結果を出している整体師の弟子になるか、
何百万という費用を出してスクールで学ぶか。

整体の世界における弟子としての勉強というのは、
ほんの数年で終わるものではない。

費用は掛からないものの、
その間、バックパッカーするような自由はない。

またスクールの場合は、
費用の割には学べるものが浅すぎる。

現に卒業しても、モノにならないケースがほとんど。

いや、そもそもお金がなかった。

何百万という学生ローン返済もあったために。

 

治療や癒しビジネスというのは、
自分の人生をかけて取り組むものである。

仕事を休んで、
バックパッカーするといった悠長な世界ではない。

”整体院開業がバックパッカーと相性が良い仕事である、”
という考えの甘さにそうやって気づいた。

 

しかし一生、低賃金での雇われで良いと言うなら、
揉み屋として手に技術を持っておくことことは良いと思う。

仕事を辞めてバックパッカーに出かけても、
帰国後、年齢に関係なく職は得やすい。

僕自身は、その生き方には将来性を感じない為、
そうやって生きて行こうとは思わなかったが。

 

 

そうやって整体業開業に二の足を踏んでいる時に、
ローンや借金返済をしなくてはならなかったため、
仕方なくサラリーマンをやり始めた。

サラリーマン生活3年目あたりで、
PCだけで仕事が行えるという世界があることを知った。

その時は思わず鳥肌が立ち、身震いしてしまった。

「場所の自由が得れるため、
バックパッカーの仕事としてぴったりである」と。

旅している間にも仕事ができるので、
仕事を辞めたり休んだりしなくて
バックパッカー旅行を楽しめるのだ。

これほど合理的な仕事は他にないと思い、
副業として黙々と取り組んだ。

そしてその後、経済的な見通しが立ったところで独立。

 

 

PCだけで行える仕事の内容も千差万別であるが、
いずれもバックパッカーとの相性が
良い仕事であることには変わらない。

これが今時点で私が思う、ベストの仕事である。

あの時、整体業を始めなくてよかったとつくづく思うのだ。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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