丸腰の非正規労働者が独立し国際交流を楽しむ。一匹狼で人生を欲望的に生きる一風変わった豊かな生活。

アジアをバックパッカー旅行する女性のある共通点

以前は、アジアをバックパッカーする日本人女性が
存在することさえ知らなかった。

欧米などのクリーンな地域に一人旅へ行く女性がいることは
知っていたし、想像もつく。

オシャレな地域を散策したり、美味しいものを食べ歩いたりと。

しかし、砂埃が舞い蒸し暑いようなアジアのローカルエリアと、
世界トップクラスの謙虚さ繊細さを持つ日本人女性が
どうしてもイメージとして結びつかなかった。

それはまさに水と油のようなイメージ。

 

だが実際に自らアジアをバックパッカーし始めて、
バックパッカーする女性が多々いるという現実に直面した。

アジアをバックパッカーする欧米人女性は多い。

彼女たちの大多数は、2人以上のパーティーで旅している。
若ければ若いほどそうである。

欧米人に関しては、
1人旅する年配女性が結構いることが興味深いところではある。

 

一方、日本人のバックパッカー女性の場合は、
私の統計上では、なんと一人旅が多い。

逞しさのうえでは、欧米人女性を凌駕している。

いや欧米人だけでなく、
他の国の女性バックパッカーたちをも凌駕していると思う。

例えば、シンガポール人や台湾などの中華系民族の女性たちも
よくアジアをバックパッカーしている光景に出くわすが、
おおよそ2人で行動している。

 

この日本人女性バックパッカーの逞しさは何なのだろうと
考えざるにはいられない。

日本人というのは実に保守的な民族である。
それには単一民族の島国国家ということが深く関係している。

そういう環境では、村社会的な要素が強くなる。
村社会では固有のルールが、がっちりと出来上がってしまう。

それは安心感をもたらしてくれるが、
逆に村以外での適応能力を奪ってしまう。

言い換えれば、怠け者や臆病者になってしまうということ。

そしてますます世間に対して保守的になる。

村以外のことを受け入れられない体質が出来上がってしまい、
村の外に出て行こうとする者に対してはいい顔はしない。

村社会という環境において、
他所に行くにはかなりのエネルギーを消耗する。

保守的な村の者を説得するか無視するかして、
村の外に出なくてはいけないのだから。

 

日本では男でもバックパッカーするとなると、
周囲(主に親族)からほとんどいい顔はされない。

それがまして女性となると、
その障壁はエベレストよりも高いように思う。

そのドデカい障壁をクリアできた女性たちだけが、
アジアをバックパッカーしているというのが私の考え。

まさにアジアをバックパッカーする日本人女性たちは、
精鋭なる勇者なのだ。

欧米では海外に旅することについては、
日本の比にならないほど寛容である。

むしろ「若い内に世界を見ておけ」と推奨されたりもするほど。

そういった背景があるため、同じバックパッカーをする女性でも、
欧米人と日本人とでは気合いが違う。

そういう意味において、私はアジアをバックパッカーする
日本人女性たちに深くリスペクトしてしまうのだ。

 

 

私が実際に旅で会った日本人女性バックパッカーにおいて、
あるざっくりとした共通点を見ることができた。

いずれもインドあたりで割と多い。

 

一つは独立心の強いアネゴ肌の女性。

彼女らは気が強いので、あらゆる客引きなどを跳ね除け、
交渉ごとなども臆さない。

また人の目をあまり気にしない。

例えばゲストハウスのドミトリーの男女混合ルームにも、
臆することなく宿泊する。

そして下着なども、平気で部屋の中に干していたりする。
逞しすぎる。(笑)

もちろん日焼けなども気にしない。

 

もう一つが意外だが、水商売をやってるorやっていた女性。

彼女らは前者とはタイプが異なり、いかにも女性らしい。
しかし好奇心は旺盛。

職業柄、異世界に飛び込むことに慣れているのだろう。

その分、海外を一人旅することに関しては、
一般の女性たちよりもハードルが低い。

バックパッカーを行うに際して、
周囲の理解を得るのも簡単という訳。

また帰国後いつでも仕事に就けるという環境も大きいだろう。

 

もちろんアジアをバックパッカーする日本人女性たちは、
このような人ばかりではない。

しかしいずれにせよ、女性バックパッカーは、
アグレッシブで個性が強い者ばかりである。

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戸茂 潤(とも じゅん)

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